私が死んだのはいつか?
・きちんと機能している人間の身体について考えていきましょう。
・私たちの身体はさまざまな機能を実行しています。食べ物を消化したり、身体をあちこちに移動させたり、心臓を拍動させたり、肺を広げたり縮めたりといった機能もあります。
・それらを「身体(ボディ)機能」、略して
「B機能」と呼ぶ事にしましょう。
・一方で、身体機能とは別に、考え、感じ、意思疎通を図ったり、愛したり、計画を立てたり精神的な活動。理性と自己意識の事。
・これらを「人格(パーソン)機能」、略して
「P機能」と呼ぶ事にしましょう。
・この二つ機能によって人間は成り立っています。大概の場合はこの二つ機能の同時消滅によって死を迎えますが、どちらか一つを失った場合それは死んでいると呼ぶ事ができるのでしょうか?
・僕の考えを述べさせていただきますね。
身体機能つまり呼吸し身体を循環させる機能の停止はそれによって人格機能を果たせなくなるとして死に値すると思います。
・しかし人格機能を失った場合身体機能が動き続けていてもそれはただのタンパク質の塊であり人間と呼ぶには及ばないと思います。
・つまり二つ機能が両立して初めて人間は存在しているという事が言えるのではないでしょうか。
つまり今ここで生きている事がそれほど当たり前では無い事に気づいて欲しいと思います。
閲覧いただきありがとうございます😊