普通二種免許ですが平成29年3月の法改正により更新すると中型二種になり「旅客車は準中型車(5t)と普通車に限る」という条件が付くようになりました。(データ上では法改正時からそうなっているとのこと)
一種では準中型が新設されましたが準中型に二種は存在しないためこういう条件になるようです。
ちなみに平成19年に中型が新設された時より前に取っていた人は8t限定になります。これは一種・二種共通ですね。
8tと5tでは教習で取る際に教習時間が変わってきます。
せっかく中型一種の限定解除をしたのにまた長ったらしい条件が付くのはたまりません。
条件が付かないようにするには中型二種の限定解除試験に合格するか更新時に下位の普通二種にしないといけません。
この先の免許人生を考えたら限定解除しに行くことにしました。
鮫洲で試験が再開されたものの、見事にお目当ての中型二種だけが受けられず府中でしか実施されていません。
鮫洲はすぐ近いですが府中までは小旅行です。
中型二種の限定解除に成功すれば一種を取った意味は無くなります。
知ってはいたんですが府中が遠いからなんですよね。
いきなり試験を受けても合格する確率は限りなくゼロに近いです。
そこで一種の限定解除と同じく二俣川で教習を受けることに。
東京都では試験コースを開放してはいるものの普通車のみです。
こちらであれば指導員が教えてくれます。
試験の課題項目は、S字、クランク、左側端寄せ、方向変換、隘路、後退寄せ、鋭角の7つです。
(AT限定だと坂道発進が追加されます。なので鮫洲で限定解除しておいたのは無駄ではなかった)
一種に鋭角が追加されてます。
鋭角は普通から大型二種まで全てにあります。
自分からすると一番難しいと思います。
現役のタクシー運転手でもやったら何割か落ちると思います。
それを乗ったこともない大きさのクルマでやるわけですから練習せずに受かるのはまず無理だと思います。
試験車両を聞いたらいすゞ.・エルガミオとのこと。
上記の教習所に聞いたら同じ車種なのでより試験に合格しやすいかと。
後で調べたら中型の路線バスはこの車種しか無いようです。
東京で走ってるのは見たことが無いですが。
見るのはちぃバスとかハチ公バスですね。
一種の時は1hでしたが今回は無駄足を少なくするため余裕を見て2h受けました。
なるべく試験に近い日程で受けました。
さて試験です。
中型二種は受ける人が少ないため希望者がいたらその都度設定するようです。
希望した曜日を指定できるので助かりました。
府中の試験場には初めて行きました。
周りにほぼ何も無いような場所ですね。
コースがとにかく広いです。
二俣川の数倍はありますね。
鮫洲なんか猫の額です(笑)
1回目はクランクの一つ目の角で後輪が縁石に当たったのと徐行の部分を見落として補助ブレーキを踏まれてアウト。
本来ならその時点で終わりですが試験官のお情けか方向変換以外はやらせてくれました。
しっかり手応えは掴んだので気を取り直して2回目。
後退寄せ(目標物にバックで50cm以内に近付ける。1回の失敗は可、2回までできる)で1回目は失敗。
2回目は反省を踏まえてやったら7cmだったとのこと(^-^;)
そして見事合格できました。
これ、まともに教習所に行くと最低11hの教習を受けねばならず費用は最安で17万円程度になるようです。
今回3万円でお釣りが来る程度だったので大分浮きました。
持っているといないでは仮に大型を教習で取るにしても時間(=費用)がかなり変わってきます。
まぁ実際使う予定は無くただ条件を空欄にしたかっただけなのでこんなものでしょう。
あと少しで更新なのでそれに間に合いました。
ちなみに平成29年の法改正が無ければ限定解除ではなく新たに上位免許を取ることになるので路上試験でした。
そうなると仮免か中型一種を取っていないといけません。
法改正のお陰で場内のみの試験になったわけです。
免許って取った時期によってかなり難易度が変わってきますね。
今回は自分にとってはラッキーな法改正でした。