特定少年に死刑判決 | リヒャルト・アドルフ・ワイズマンSS大佐のふてくされPlatz

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3年前、甲府市の住宅で夫婦が殺害された殺人放火事件の裁判で、甲府地裁は当時19歳の特定少年の被告に死刑判決を言い渡しました。特定少年への死刑判決は全国で初めてです。

記者
「死刑を言い渡されると、被告は小さくうなづき、裁判長から考えることをあきらめないで下さいと言われると、涙を流しました」

甲府市の遠藤裕喜被告(21)は19歳だった2021年10月、甲府市の住宅に侵入して夫婦を刃物で刺して殺害し、住宅に火をつけた罪などに問われています。

裁判は、被告の刑事責任能力の程度が最大の争点となり、検察側は完全責任能力があったとして死刑を求刑し、弁護側は被告は犯行当時、心神耗弱状態だったと主張し、死刑の回避を求めていました。

きょうの判決で、甲府地裁の三上潤裁判長は、犯行当時、被告に完全責任能力はあったとしました。そのうえで、夫婦の殺害は執拗かつ残虐というほかなく、年齢を考慮しても死刑を回避する決定的理由とは言えないなどとして、死刑を言い渡しました。

おととしの改正少年法の施行後、特定少年の被告に死刑の判決が言い渡されたのは全国で初めてです。



01/18 15:11 TBS NEWS DIG

🖊️改正少年法により当時19歳の特定少年に死刑判決が下されたが、特定少年への死刑判決は初めてであるが今後に影響はあるでしょうか。