鉄道車内で受験生狙う痴漢、SNSに悪質投稿相次ぐ…警察が投稿者に警告・巡回強化
大学入学共通テストを前に、SNS上で、試験会場に向かう受験生に対する痴漢を助長するような投稿が相次いでいる。試験に遅刻したくない受験生の心理につけ込んだ悪質な内容で、各地の警察や鉄道事業者が警戒を強化している。
「共通テスト当日は痴漢チャンスデー」「テスト期間は痴漢やり放題」
例年、受験シーズンになると、SNS上ではこうした投稿が目立ち始める。特に増えるのが、全国で一斉に行われる共通テストの直前で、今年も同様の書き込みが確認されている。
警察庁は昨年11月、投稿者への警告や、試験会場近くの駅での警戒を強化するよう全国警察に指示。警視庁は今月6~14日を「痴漢対策強化期間」とし、車内や駅ホームを巡回する警察官を増やしている。
鉄道事業者も対策に乗り出している。東京都交通局は6日から都営地下鉄の車内アナウンスで「被害者を見かけたら声をかけて」と乗客に呼びかけている。
警視庁は、痴漢対策として〈1〉混雑するドア付近に立たない〈2〉女性専用車両を利用する〈3〉混雑する出勤時間帯を避ける――ことを勧めている。二宮健・生活安全総務課長は、「被害に遭ったらまずは周囲の人に助けを求め、テスト後でもいいので警察に相談してほしい」と話している。
01/11 19:07 読売新聞
🖋️そろそろ受験シーズンに入りつつありますが、受験生を狙う痴漢が出ておりSNSでは受験シーズンの痴漢を助長する書き込みが目立つが、
「受験生ならではの弱点をついた痴漢」
まさに痴漢にとっては卑劣であるシーズンである。