地方の鉄道 | リヒャルト・アドルフ・ワイズマンSS大佐のふてくされPlatz

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地方の鉄道会社で「新型車両」が続々デビューしている理由
12月10日09時02分 提供:日刊SPA!

中小規模の鉄道会社で今、新型車両が続々とデビュ―している。

 鉄道車両の値段は新車で1車両1億円以上。そのため、資金力のない地方の鉄道会社は、大手私鉄やJRの中古車両を格安で購入して走らせていた。

 ところが、島根県の一畑電車では、86年ぶりにオリジナルの新型電車を製造した。静岡県の静岡鉄道では43年ぶりに新車がデビュー。さらに、今春、新潟県のえちごトキめき鉄道は、リゾート列車を新造した。

 なぜ、彼らは新型車両を造るのだろうか?

「地方の鉄道会社が『欲しい』と思う車両が、大手私鉄やJRから姿を消してしまったんです」と語るのは鉄道ライターの小佐野カゲトシ氏。でも、それって一体どういうこと?

「大都市の鉄道は、大人数を効率よく運ぶため、車両の長さを20mにして、たくさんの人が乗り降りしやすいようドアを増やし、座席を減らしています。一方、地方の鉄道路線は、18m程度の車両で、ドアが少なく、ある程度の座席数がある車両を求めている。大手私鉄も、以前は18m車やドアの少ない車両がありましたが、最近はほとんどなくなってしまいました。それに車両寿命や消費電力、燃費を考えると、新型車両を造ったほうが、長期的にはお得なんです」

 とはいえ、新型車両を製造するには億単位のお金がかかる。小さな鉄道会社がたやすく出せる金額ではない。

「実は、一畑電車は地元の自治体や国などの補助金を活用して、自社の負担金ゼロで新車を造りました。もともと40年ほど前から赤字でピンチと言われているこの沿線の住民には『地元の足を支えよう』という意識がありました。そういう意識の高い地域の鉄道会社は、今後も補助金を活用して新型車両を造っていくのではないでしょうか」

 地方での新型車両ブームの陰には、地元の鉄道に対する愛情の深さがあるようだ。


地方の鉄道会社の車両を見ますと、昔大手鉄道会社の「お下がり」の車両が走っていて、吾輩は「あの車両懐かしいね。昔この車両に乗ったことあるもの。」としみじみ思っていました。