学校につくと樋口君はもう友達と話していた。

友達の亮太くんだ。

亮太君とは中学校になってから初めて会ったはずなのに

ちゃっかりと親友になってる。

なんか同じなのに亮太のほうが仲がいいなんて

悔しいな。


私と樋口君のせきは遠い。

まぁ同じクラスだけど何より遠くて寂しい。

近づきたいけど近づけない。

「メ~イ」

突然原田ちゃんが来た。

こんな早くにいつも原田ちゃんはこない。

なのに・・・・。

「メイってば今日は休むとか昨日電話しておきながら何きてんの?お母さんから電話きたよ。芽衣が休むはずなのに学校に普通に登校して行っちゃったって・・・・。」

そっか。そうだった。

樋口君のことでなやんでて何度も学校に行きたくないとか言ってやっと今日行かなくてもいよって言ってくれたんだ。

それなのに樋口君に会いたいからかな?

「まったく。よくわからなけどぅちは今日朝学芸委員の朝会があるから早く着たんだよ。まぁ芽衣のこともかなり心配したけどさぁ。とにかく帰りたくなったら朝のLHRの前に帰りなねっ?」

「うっうん。ありがとう」

それしかいえなかった。

それから私は樋口君に置手紙をしてすぐ帰ってしまった。

そこで樋口君を待っていればよかったものの・・・・・・。