LIFE! | ウズブロイェニエのブログ

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LIFE!(2013年)

監督 ベン・スティラー

出演 ベン・スティラー
   クリスティン・ウィグ
   アダム・スコット

**ウォルターは『LIFE』誌のネガ管理部門で働く真面目だが冴えない男。思いを寄せる同僚のシェリルにも当然声をかけられずにいた。そんな彼の特技はシェリルの前に現れる理想の男性、その理想の男性になりきっている自分の姿を妄想することだった。
ある日、新しくやってきた上司に『LIFE』誌の廃刊を告げられ、最終号のネガを写真家のショーンから受け取る役目でだあったウォルターだったが、送られてきたネガの中には表紙に使う25番のネガだけが見つからなかった。上司からもつめられ、追いつめられたウォルターは直接ショーンに会いネガの在処を聞こうとグリーンランドへ向かった**


やっと観た。とても楽しめたが、パクリのような映像の妄想シーンが多発してしまう前半には疲れてしまった。主人公ウォルターの性格を表現する上では巧くいっているのかもしれないが、ウォルターの妄想がそのまま物語からそれてしまう展開にまたか!という印象は持ってしまった。序盤は観ていて、このウォルターの妄想ヒーローぶりにいつまでも付き合わされてしまうのでいい加減嫌気がさしてきた中盤(正確には40分過ぎくらいだったけど苦痛に近いものがあったので長く感じてしまった)に、ストーリー上ウォルターはネガを探しに現実の世界へと冒険にでなくなってしまうので、妄想の世界への逸脱というウォルターの悪い癖は影を薄めていってくれる。楽しめないウォルターのヒーロー的妄想と対象的に、凹んでいる時の敗者としての妄想はとても愉快だった。なるほど、ベン・スティーラーの巧い演出。

前半ではウォルターはあと一歩が踏み出せない男という性格で描かれていた。オープニングのeハーモニーでシェリルへのウィンクボタンを迷った末にクリックしたもののこれもあくまでもネットの中での擬似的な世界での行為であって、ウォルターの性格の強調だったのだろう。さらに後でサイトのスタッフに「直接に合えるのであれば、、」と促されてしまうし。
そんな冴えないウォルターが一歩踏み出した事によって、いつのまにか周りから特別な存在となっていく姿は、とても暖かいものがあった。
この長い前振りとも思えるストーリーのおかげで、ラストのウォルターからシェリルの手を握るシーンも、ありがちな恋愛映画のラストシーンとは被らず格別な心地よさが伝わってきた。
しかし、リメイク多いな。