
ラバー(2010年)
監督 カンタン・デビュー
出演 スティーヴン・スピネラ
ロキサーヌ・メスキダ
ジャック・プロトニック
**砂漠の中で案内人から双眼鏡を渡された見物人たちは、遠くに捨てられているゴミを発見する。そのゴミの中にあった一本のタイヤが命を宿し自力で転がり始めたので、見物人たちは双眼鏡で追跡を始めた**

特に意味を持たないという前提のもとに物語を進め、話の辻褄をあわせるよりも画面として面白いと思えるものを優先して作り上げてみたといった感じなのだろうか。取りあえずその場、その場での会話のやり取りも一応は楽しめるが、内容は分かりにくい。
そもそも冒頭に警官が言う、ETの肌が茶色い事に理由は無いという言葉もおかしい。最期には解りやすいく、戦場のピアニストの主人公が何故有名なのにあれほど虐げられたのか理由は無いと言う。明らかにおかしい。理由はあったはず。
道路に無造作におかれた椅子をパトカーが一つ一つぶつけて、停車したパトカーのトランクから登場する警官に意味を見いだすのは難しい。それでも、この前振りがNo reasonという言葉に対する否定なのかもしれない。おかげで物語はやりたい放題といった感じ。とてもヘンテコな映画。意外と楽しめた。
