主演Mデイモン、Jフォスターだったので期待してしまった。
地球では貧困層が、上空では富裕層が暮らす100年以上先の世界。
地上では貧困層の主人公が日本車らしきものに乗っていた。100年たっても同じような型はさすがにありえない。イタリア車は空を飛んでるのに。。。リスペクトではなく馬鹿にされているような気になってしまった。どうせなら、超老舗として登場するブルガリに時計ではなく他のもの(兵器かなにか)を開発していてもらいたかった。映画では難しいかな。
映画の中では全く触れられないが、100年後の人種ってどうなっているのだろう。イスラム系、中華系が大半かもしれない。そんななか、貴重なマイノリティーとなっている筈の金髪白人のフォスターが富裕層で支配する側にいたのは面白かったが、もっと強烈なキャラクターでも良かったかな。
結局、地上で暮らしていた若者が偶然も重なり仲間と、富裕層が統制していたシステムを破壊することによって貧困層を解放する展開で終わったが、かなりの狂気の沙汰のように映ってしまった。充分なインフラも整っておらず人口が激増し犯罪が横行していたであろう貧困層を突然解放する行為は
刑務所の扉を開ける行為と同等にも思えてしまう。幼なじみとの約束もあったかもしれないがあまりにも軽い。恐らく、その後の世界は一時的に富裕層と貧困層の隔たりは弱まるだろう。しかしすぐに、統制をとる側が支配者として君臨し、結果、富裕層がうみだされる仕組みは変わらない。支配する人間が変わっただけ。
これでは主人公の存在も英雄なのかテロリストなのか解らない。
金持ちが必ずしも悪だとは限らないし、貧しい人がみな心優しいとも限らない。
この手の内容はアニメでは観れるが実写となるとツラい。