紀子の食卓 | ウズブロイェニエのブログ

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 紀子の食卓(2007年)

監督 園子温
出演 吹石一恵
   吉高由里子
   光石研
   つぐみ

**田舎の平凡な家庭で育った島原紀子は”廃墟ドットコム”というサイトで知り合った女性「上野駅54」ことクミコを頼って家出をした。クミコの仕事はレンタル家族というものであったその日に仕事に付き合わされた紀子はその仕事に居場所を見つけ始めていた。その頃、新宿駅での集団自殺とその後の多発する自殺のニュースが世間をにぎわしていた。父 徹三と母 妙子が紀子の残した痕跡から行方を探っていたが妹 ユカまでもが家出をしてしまった**



「自殺サークル」から3年後の05年に続編という位置づけで公開された作品だが登場人物の継承はなく、独立した作品としても十分観ることが出来るように作られている。新宿駅での集団自殺に関わりのある人物と関係を持つ事になった姉妹とその家族が物語の軸になっていて、前作との直接的なつながりがあまり無いので、『自殺サークル』でモヤモヤと終わってしまった部分の解明にはならない。その分『紀子の食卓』は物語が整理されているので『自殺~』のインパクトを受け継ぎながらもクオリティは格段にあがっていた。前作同様に平凡な日常を簡単に非日常に変化させ、恐怖心を煽るというたぐいではなく激しく不安にさせるといった感じ。『紀子~』では前作で描ききれなかった部分の家族のつながりを”レンタル家族”なる職業を持ち込む事によって明確にさせよいうとしている。ストリー上あまり重要とは思えないところは相変わらずほったらかしだが(もちろん今回もそんな事はどうでも良いらしく)チャプター形式で物語はどんどん突き進んでいき飽きさせない。登場人物も多く奇抜な出来事も多いが、主人公である紀子のお話は最終的に妹ユカから見た姉紀子という着地なってしまい”??”またしてもラストは平凡と思ってしまう。紀子は何だったの?続編あるのかな?!並樹史郎とつぐみがまた見たい。