悦楽 | ウズブロイェニエのブログ

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悦楽(1965)
監督 大島渚
出演 中村賀津雄
         加賀まり子
         小沢昭一
**脇坂は以前家庭教師をしていた時の教え子である匠子に思い寄せ続けていた。匠子への愛を貫くために、かつて匠子を暴行した男を殺害するほどだった。しかし、事件を目撃していた男  が存在した。その男は警察へ通報する代わりに、3千万円詰まったバックを預かって欲しいと言い、横領罪の刑期を終える1年後くらいに取りに来ると脇坂へ伝えでていった。脇坂は、先日結婚をし人妻となった匠子を忘れるため、預かった3千万円を1年で使い果たし、自殺することを考えるにいたった**


山田風太郎の原作「棺の中の悦楽」を大島渚が映画化。大島渚はいつも怒っている印象があり、故に作品の内容は刺激的で毒がある。しかも、猛毒。この『悦楽』では山田との相性が"油と油"といったものだったのか、いつもとは違い、かなり観やすい。R指定で『悦楽』なんてタイトルがついているが、過激なエロシーンも全く無く、また、政治的な思想もあまり取り入れていない。しいてあげるのであれば、主人公の脇坂が反ブルジュア主義ぽい感じ。普通に楽しめるが、あくまでも普通でしかなかった。エロシーンどうこうで無く、大島渚はもっと過激なもののほうが楽しめる。