ブラック・エレファント

みんなが重大な問題だと思っているけど、問題が大きすぎて対応に膨大なエネルギーが必要な一方、悪影響がすぐに出て来ないので、問題が先送りされがちな問題を指す。

 

もし新型コロナ感染症の致死率がもう少し高かったら・・・

 

もっと多くの人が出社・登校を拒否し、経済へのインパクトはさらに厳しいものになっていただろう

 

テレワークは真剣に取り組まれ、今のような“なんちゃってテレワーク”では済ませられなかっただろう

 

エッセンシャルワークだから、対面が不可欠のサービスだからなんていう言い訳も通用しなかっただろう

 

死の恐怖がもう少し近くにあれば、コロナ疲れなんて言ってられないだろうし、取り締まらなくても路上で呑んで騒ぐような事態にはならなかっただろう

 

新型コロナ感染症もワクチン接種が進み、第4波もおさまりつつあるようにみえる

そろそろ、日常に帰る足を早めつつあるようにもみえる

 

まるで全てにうまく対応できたかのように 誇らしげに

 

でも、新型コロナ感染症の致死率がもう少し高くても、今回の対応方法で凌げたのだろうか?

 

もう少し致死率の高い新たな感染症が蔓延したとしても、今のままで、われわれは、われわれのビジネスや生活を守れるのだろうか?

 

新型コロナ感染症の出口が薄ぼんやりながら見え始めた今こそ、喉元が熱さの記憶を失う前に、より致死率の高い感染症が蔓延した場合の対応について、準備を始めるべきだ

 

福島原発への津波対処を先送りした東電の轍を踏まないためにも

 

象の色が黒くなる前に

 

 

20××年 すべての住民サービスは、インターネットから申し込みすることになった。

住民には、IDとパスワードが付与された。

救急車の出動を依頼しよう!

消防署のホームページから、「救急車出動依頼」をクリックする。

まず、出動依頼者のIDとパスワードを入力する。

次に、出動して欲しい場所(住所)と現在繋がる電話番号を入力する。(もちろん、依頼者の登録データと同じであれば、入力を省略できる)。

次に、患者の氏名、性別、年齢、既往症、現在の状況を入力する(患者のIDを入力すれば、氏名、性別、年齢、既往症は省略できる)。

入力内容を確認して、呼び出しボタンをクリックする。

「パスワードが違います」のエラーメッセージが返される。

あれっ。

また、最初から入力する・・・😰

パスワードが分からない・・・😰

パスワードの再発行手続きに移行する・・・😰

かたわらで、患者はあえいでいる・・・😰

指が震える、頭は真っ白になる・・・😰

 


昔の日本では、家に鍵なんかかけなくても、知らない人がその集落に入ってくれば、すぐに気づいて監視してくれるので、安心安全が確保されていた。
どの子供がどこの家の子か周りのみんなが知っていたし、その家に誰が住んでいるか、家族構成はもちろん、場合によっては、親戚の人まで知っていた。
今でも、田舎の方へ行くとそういうところがある。何を隠そう、僕が生まれ育った環境もそうだった。

さて、最近話題のキーワードになっているブロックチェーン。
詳しく仕組みを説明できるわけではないが、要は、そのネットワークに参加している全てのコンピュータがそこで行われる取引を記録しているので、改ざんされるリスクが少なく、取引の安全性が保たれるというものだそうだ。

これって、昔の日本の生活環境と同じ仕組みだよね。