Twitterには書きましたが、私の場合には同郷からではなく外から依頼されることが多いので指導やフォーム、性格など地域性を感じることがあります。

 

 

 

私の出身地 埼玉でも違います。さいたまの子はみんな真面目ですが、熊谷(北)の子は、頑固です。さいたま市(南)の子は、純粋です。地域性によって指導アプローチも変えないといけないと思うのです。

 

 

 

関東圏外の生徒さんを指導しますと、地域性を感じますが、海外の子インタースクールの子からの依頼も多いので、

日米の違いについて非常に思うところがあります。

 

 

 

面白い記事を見たので、みなさんに共有しておきます。

 

 

”日米の水泳レッスンから読み取る教育文化比較”

https://search.yahoo.co.jp/amp/www.futureedu.tokyo/education-news-blog/2017/1/17/swimming-lesson-japan-us%3Fformat%3Damp%26usqp%3Dmq331AQQCAEoAZgB-4HJ6qiu4_rlAQ%253D%253D

 

 

印象的なのは、これです。

 

 

“It looks like they are training dolphins or something!” (まるでいるかを調教してるみたい!)
 

 

 

インタースクールの子、海外の子は熱心に耳を傾けます。質問もしてくれます。

自分がやりたいことについて、自分が熱中していることについて詳しい人の話を独占して聞けますからね。

 

 

 

 

指導スタンスの違いって本当に大きいです。

 

 

管理主義VS自由主義

 

 

 

日本の良さっていうのは、日本人が真面目でコツコツできるからこそ、練習自体にで楽しさが必要ない場合があるのです。

もちろん練習は楽しいほうが良い。

 

 

 

ですが、練習のルーティン化がよりできることからこそ、競技レベルの高さが生まれるのかもしれません。

怒鳴り付けられてもあっけらかんとしていられる子も多いのかもしれません。

モチベーション管理もしすぎています。

日本人自体が管理されることに向いているのでしょうね。

 

 

 

問題は、日本人でも全員がそうではないということです。

 

 

コツコツやることが苦手だったり、楽しくやりたい子ももちろんいる。怒鳴られたくない子もいる。

自分でやりたいと思う気持ちを大切にする子もいます。

そのような点から、海外型スクールや海外の子からみると「やらされてる」と見えてもしょうがない部分もあります。

日本型のスクールは多様性に対応した形ではないことが多いのです。

 

 

 

実際に、日本での競泳の楽しみ方って”結果を出すことにある”となってしまっています。

練習が楽しかったということがあまりない。

それで良いのか?

 

 

 

アメリカ型のスクールの方針について、耳にする話は本当に自由。

練習にきてもOK。行かなくても自己責任。

コーチもフレンドリーで生徒の多様性もある。

一方で、指導が寛容的すぎる話も聞きます。

オーバーコーチングじゃなく、コーチング不足のケースです。

 

 

これらの点からも、日本の方が環境は整っていると言って良いと思います。

それに甘えてしまうことが多い。

なんてこともイチローが言ってました。

 

 

インタースクールで水泳をやっている子

平泳ぎでドルフィンキックをして泳いでいて、平泳ぎキックを習ってこなかった。

ドルフィンを打ってはダメ。と教えましたが、理解することにすごい時間がかかった子もいます笑

 

 

 

アメリカだけのケースではありませんが、スクーリングのジュニア時代も朝練だったと聞いたことがあります。

朝の5時ぐらいから練習スタート。外プールで真っ暗。

来る子もいれば来ない子も多い。結果が出せるかどうかは本当に自己責任。

自由なのか、通り越して放任なのか,,,

環境がよくないけど、自主性は生まれますし、自分でやりたいと思う気持ちがあればそのスポーツを楽しく続けられます。

 

 

結局のところ

他の良いところは絶対に取り入れるべきだと思うのです。

自由にすべきところと管理すべきところの使い分け。

自己責任にすべきところと管理すべき(指導者側の責任)ところ。

 

 

規定の出席率に満たない子は選手クラスから外れるルールを設けているスクールもありますが

別に休んだら結果が出ないだけ。週6ペースでやっていて、ほかの習い事や私用があるのにほぼ休めない。

水泳だけが「人生」じゃないよ,,,と思ったりするのです。

うちのスクールでも最低限はきてください。と言っておりますが、別に来なくても基本的には自己責任。

週4〜5回の練習でこれる日。と言われて週1回しかこない子の結果は見えてますよね。

話を聞けない子もそうです。

 

 

メインセットですら、できる限り効率よく、楽しい練習を選んで行います。

タイムも自分で時計を確認させます。タイムを読み上げないことも多いです。

ですが、基礎練習については徹底的に指導します。

考える力を個性を身に付けるためには、基礎知識や基礎能力が絶対に必要です。

 

 

練習の時に決まったキャップを被る。水着を着る。それに何の意味もないのでもちろんそんなことはしません。

JO突破しようね。とは言ってはいるものの、いくことが大切なのではなく。あくまでも目標設定。

通過点にしかすぎないので、東京目指したければそれに向けて練習すれば良いと思うのです。

 

 

うちのスクールの子たちはあんなに泳いでいるのに楽しくやっている。

他のお客さんから言われますので、どちらかと言うとアメリカ型海外型なのかもしれません。

もう少し、厳しく管理した方が良いかな?なんて思ったりしつつ、日々試行錯誤しております笑

 

 

著者がおっしゃるように、学校にはほぼ100%プールがあるのに習い事でやっているプールを楽しめないなんておかしいですね。

 

 

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