遺伝子検査の結果がようやく先週に届きました。
 
 
 
 
検査方法とかのブログは前に書いたので、こっちをみてください。
 
 
 
 
 
「ぶっちゃけ。どれくらいの正確度ですか?」
 
 
 
マスアレイ方式を使っており、病院の臨床試験レベルでの検査です。
 
 
 
正確性はほぼ100% 。との返答でした。
 
 
 
他社でやっているPCR法だと94〜96%らしいですけど、費用をかけて100%にさせた検査のようです。
 
 
 
この遺伝子のタイプはどれなのか?
 
 
例えば、筋繊維の遺伝子「アクチニン3」であれば、
 
速筋優位か、遅筋優位か。瞬発系に向いてるのか。持久力に強いのか。

現研究でわかってることでは、

3パターンしかないようなので判定がつくそうです。


RR(速筋優位)
RX(中間)
XX(遅筋優位)
 
 
すごい時代です。
 

陸上界でも筋生検から調べたデータがありました。
上記違いが実際の動作にどのように影響するのか。ということを今後は調べていくのでしょうね。


水泳選手での統計データもありました。
RXが多いようです。
 
 
遺伝子は種内変異がなければ基本的には体全体で同じなので、たくさん採取して検査する必要がないというところも検査キットブームになったポイントなのかもしれませんね。
 
 
 
 
 
速筋タイプ(タイプII)なのか、遅筋タイプ(タイプI)なのか。
 
 
 
この両者の違いは、遺伝のタイプのみで判定するものなので、これを知りたいという人が多いと思います。

 
 
僕の場合は、速筋(タイプII)らしいです。
 


RR型と勘違いしてましたがRX型の速筋優位タイプ。



トップスイマーに最も多いパターンにのれたようです。

 
※筋繊維のタイプは、サブタイプ内変化は起きますが、別タイプ移行はほぼありえないと言われています。
これはまた別の機会にでも書きます。
 
 
 
 
 

瞬発力までの項目を見ても、
 

 
ACTN3(筋繊維)ACE(筋肥大作用)、AGT(筋肥大作用)、CNTFR(筋肥大効果)
 
 
全部が速筋判定。
 
 
中学生から今まで長距離選手として活動してきましたけど、実は短距離の方が向いていたようですね。
 
 
遺伝子だけでみれば、スプリンター笑
 
 

こんなことが早めにわかるから、検査の価値があるのかもしれません。
 


AGTの遺伝的には、CC型なので血管は収縮をしやすいので、すでに取っているオリゴノールを引き続き摂取すると良いと言われました。



また、CNTFRがGG型なので動作を覚えることやフォームの変更をするのが人よりも速くできるそうです。

 

ちなみに
 
 
速筋が優位だと生まれつき筋肉は肥大化しやすいです。
 
 
遅筋優位だと、ミトコンドリアの量が多く体力的に言われています。
 
 
 
持久力についても、自信ありましたが
 
 
遺伝子レベルだと表裏一体の関係なので、タイプ3。
 
 
ACE(筋持久力)、ACTN3(筋持久力)ともに速筋優位な為、不向きだそうです。
 
 
 
遺伝子的には、ミトコンドリアの量が少ないらしいです。
 
 
遺伝子検査ではなく普通の検査でわかったことですが、生まれつき心肺機能が強いらしいので
 
 
体力的にはフォローできてますけど、筋肉レベルでは向いていないようです。
 
 
筋繊維の損傷もしにくい。
 
 
ACE(筋肉保護)がリスクあり
ACTN3(筋肉保護)、ESR1(筋硬度)はリスクなし。
 
 
 
というわけで、筋肉の柔軟性があるタイプらしいです。
 
 
生まれつき体全体が柔らかいので、肉離れのリスクはあまりないそう。
 
 
筋肉もつきやすいとデータが出ました。
 
 
ACTN3(筋増加)はリスクあり
ACE(筋増加)、DRD2(モチベーション)はリスクなし。
 
 
 
一つの繊維の方で、微妙な判定が出たので、筋肉はそこまでつきにくいから今の体があると思っておきます笑
 
 
モチベーションって何だ?と思って調べてみたら、動機付けをする遺伝子のようでそれは優性遺伝のようです。
 
 
そんなのがあるのですね。
 
 
その一方で、疲労やストレスは少したまりやすいということのよう。
 
 
TRH2(ストレス、疲労)リスクあり
NR3C1(免疫力)リスクなし
CRHR2(ストレス回復)リスク大
 
 
高校生の時に、練習メニューをこなせなくて疲れが抜けない時期がありました。
 
 
ハードすぎたのかも知れないし、栄養補給が足りなかったのかもしれませんが、
 
 
遺伝子レベルでの影響もあったのかもしれません。
 
 
栄養として、トリプトファン、ビタミンC、カルシウムとマグネシウムと取ると良い。
 
 
とアドバイスがありました。
 
 
体脂肪に関する遺伝子は、
 
 
CDKAL1(インスリン生成) リスク大
Adiponection(シンスリンの働き) リスクなし
FTO(脂肪蓄積) リスクなし
KLF9(脂肪細胞の分化) リスク大
BDNF(過食傾向) リスクあり
 
 
 
インスリン生成と分泌が苦手となると、血糖値が上がりやすいということのようです。


レース前の糖質摂取は気をつけてください。とアドバイスもらえました。


レッド◯ル、モンス◯ーとかは絶対ダメです。と。



大量の糖分がコンディションを一気に悪くするようです。

 
また、対策的にはミネラルを摂取するといいらしいので、水分補給を心がけます。


 
昔から練習中のドリンクを多めにとってましたが、無意識的に正解していたようです。
 
 

脂肪細胞が大きくなりやすく、筋肉が落ちやすいらしいです。


オフシーズンのトレーニングを心がけたり、脂質の少ないタンパク質を摂取しようと思います。
 

骨、関節が脆い、弱いと出ました。
 

VDR(骨代謝) リスクあり
ASPN(関節の消耗) リスクあり
GDF5(関節の消失) リスク大
DIO2(関節の未熟化) リスク大
 
 
 
関節は昔から外れやすかったです。
 
 
ストレッチしたり、たわいものない動作で外れたりしたことがあります。
 
 
先天的なものだったのかもしれません。
 
 
骨粗鬆症とかにならないように、カルシウム取らないとダメですね。


 
睡眠については、質がちょっと悪いと出ました。
 
 
OPN4(光の感度) リスク大
PER3(体内時計周期)リスクなし
CCR1(睡眠回路)リスクなし
 
 
 
これめっちゃわかります。
 
 
夏とかそうですが、本当に光に弱い。
 
 
太陽光とかに弱いので、サングラスは絶対に必須で持ち歩いています。
 
 
メラトニンを取れ。とのことなので、バナナを食べます。
 
 
<率直な感想>
 
筋繊維についてはかなり意外でした。
 
 
他のことについては、過去に気になっていたことやその行動への答え合わせのようでした。
 
 
早めに調べておけば、できるだけ適正のあるルートを辿れたのではないか。


別に適性がないからといって悲しむ必要はないと思うのです。


持久力が強い選手は後半に勝負をかけたり、瞬発力がある選手は、壁際の力強さを磨いたり。



人それぞれの戦略を立てれば良いのです。



また、50歳以上は遺伝が40%の影響を与えるようですが、それ以上に生活習慣の影響が大きいようです。



若い子は遺伝での影響はかなり大きいようです。

 
 
そんな風に思うとジュニアの時代に受けられればよかったです...


プロのカウンセリング付きなので、


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で終わらないところがイデンシルでの遺伝子検査の良いところと思います。



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