「スイム練習はあまりしてないです。」

こんなセリフをよく言う社会人スイマーが多くて

先日、先輩コーチと話をしていて

現役の子達が泳がなくても良いと勘違いするから

あまり言わないほうがいいかもな。

と。

なので、この際に

社会人スイマーが口を並べていうこの発言についての

真意を説明します。


端的に言いますと

前提
中距離までの選手であること

真意
持久力練習(EN)をしない。
スピード練習(AN2以上)はする。
→スピードをあげる練習、スピードを維持する練習

こんなところです。

前提から。
社会人になると泳ぐ施設と時間が確保しにくくなるため

短距離に転向する方が多いと思います。
長距離だとエンデュランスを控えるということはあまりないと思います。

ただ、

友人で4コメに選手権B決勝レベルで出てる選手は、
3000mくらいの練習で、エンデュランスはしない。
という選手もいますが、かなり工夫してやってます。

最近、トライアスロンの選手やオープンウォーターの選手と練習しますが
試合レベルでのスピードで泳ぐ距離を意識してますね。

なので、前提として念のためあげておきます。
以下の真意の方が確実に重要だと思います。

では、真意について。
結局のところ、レースで結果を出すためには練習でいかにレースを想定した準備がされたかだと思います。
そのため、最速スピードをあげる練習とスピード維持する練習が大切なはずです。

いわれてみれば、そうだなとおもっても
実際にやってる練習は違ったりしますよね。


最速スピードをあげる練習と試合レベルでのスピードを出す練習をどのくらいやっているか。

この練習した質と距離が大切であって、

いくら持久力の練習による距離を稼いでも効果は薄いのかもしれませんね。

もちろん持久力練習は不要とは言いません。
別の狙いで使うべきですね。
それは後ほど。


ということで、
試合レベルでのスピードを出す練習を現状どれくらいメニューに取り込まれているか確認してみてください。

その割合を少しでも引き上げるところからスタートし

自分の強みや弱点などを踏まえた工夫をしましょう。
サークル、距離、UW、ギアetc


アジアマスターズ、最終日も終わりましたね!

お疲れ様でした!