200m個人メドレーのアメリカ代表であり、世界ランキング3位のMディラード選手の
個人メドレーの戦略について書きます。
<バタフライ>
ドルフィンキックで上位に立ち、
バタフライは状態の上げを利用し、グライドでの推進力を重視して泳いでいます。
ここで、少し下がっていますが、ストローク数が少ないことから、
体への負担を他の選手よりも少ない状態で、次の種目につないでいます。
ターンは素早く回っています。
<背泳ぎ>
背泳ぎでトップに躍り出ます。
他の選手よりも状態が高く、抵抗が少ない姿勢で泳いでいるため
ひとかきでの推進力が高いのが見て分かります。
<平泳ぎ>
リカバリー段階では体を引き気味ですが
得意なグライドを生かし、トップを維持しています。
<フリー>
フリーでもグライドを限りなく活かして
手を振り回さずに、綺麗に泳いでいます。
乳酸が溜まった段階でも、コアを崩さずに泳げているのは
普段の練習でラストのフリーを予行練習しているからであると言えます。
※動画あり