グリコーゲンローディングとは、
エネルギーを蓄えるために、通常のバランスの良い食事から、糖質中心の食事に切り替えることをいいます。
どんな競技でも、試合ではエネルギーを使うので、エネルギーをしっかりと蓄え、疲労のない常態で試合にのぞむことが大切です。
体のエネルギー源となるのは、グリコーゲンです。
食べた糖質が体に入ると、すぐに使われない糖質は、グリコーゲンとなって、筋肉と肝臓に蓄えられます。
体内のグリコーゲンは、肝臓に100g程度、筋肉に、250~300g、筋肉量が多い人は、約500g以上も蓄えられます。
筋肉や、肝臓のグリコーゲンが不足すると、選手は最大運動能力のおよそ50%でしか力を発揮できません...
試合数日前から、
·主食(ご飯、パン)を毎食、いつもより増やす
·主菜(肉、魚)を減らす
·脂質は控える
·ビタミンB1をとる
※成長期の選手は、成長するために必要なたんぱく質は取りたいので、試合前日からこの食事に切り替えるようにします。
試合前日
·糖質中心の食事にする
·脂質はとならい(消化に時間がかかるため)
·食物繊維はさける(お腹にガスがたまらないように)
·水分をとる
·塩分をとる(気温や、湿度が高い時期は意識する)
·生ものはさける(食中毒などの予防のため)
試合当日は、
試合の開始時間の3時間~3時間半前に、糖質中心の食事をタイミングよくとります。
上記のことを意識して、試合を最高のコンディションでのぞめるようにしていきましょう‼