会社の社宅を追い出されるタイミングで注文住宅を建てることにしたので、その経過等を記録します。
注文住宅を建てる方の参考になれば嬉しいです。
現状をざっくり言うと、
・土地は契約済(未決済)
・住宅メーカー決定済
・現在は間取り等の構造を確定しようとしている段階です。
以下は土地購入〜現在までの概要を雑にまとめました。
オープンハウスディベロップメント(OHD)の分譲地を2021年11月に購入しました。
当初は建物もOHDにお願いする予定でしたが、
今月(2022年3月)別メーカーにお願いすることに決定しました。
ご存知の方も多いと思いますが、オープンハウスは建物分の利益も土地の値段に乗せている都合上、
基本的には建物もOHDで建てないと損になります。
しかしOHDは建物のオプションも割高のため色々こだわるとOHDで建てても結局高額になり、
しかも性能は中途半端なとこまでしかいかないということが判明し、
どうせなら、ということで別メーカーにお願いすることにしました。
住宅性能についての大きな点としては、
現時点(2022年3月)でオープンハウスディベロップメントでは長期優良住宅には対応していません。
耐震や断熱の性能を上げればなんとかなると考えていましたが、
OHD建築士さん曰く劣化対策等級が適合できないため、どうしようもないとのこと。
<わかりやすく単純化した例(値段は建物のみ)>
オープンハウス標準プラン:1400万、性能悪い
オープンハウスオプションてんこ盛りプラン:2200万、性能微妙(長期優良住宅には対応不能)
他ハウスメーカー、工務店:2500万〜、そこそこ性能良い(長期優良住宅等に対応)
(参考)土地の情報
・約70平米の整形地(間口4.9mの長方形)
・建蔽率/容積率:70%、160%
・第二種住居地域、準防火地域
住宅性能については、オープンハウスは家づくりの考え方として、
良い家を長く維持していくというよりも、安い家をそれなりの期間住んだら建て替えていく、
という思想なのだと感じました。
長期優良住宅といった昨今の国の指針であったり、SDGsといった世の中の流れ的に逆行するものの、
それはそれで思想としては全然アリで面白いと思うし、そっちのほうがあっている人もいらっしゃるかと思いますので否定する気は全くありません。
私は以下の点を考慮したため合わなかったな、という感じです。
・住んだときの快適さ
・折角の金銭的な優遇面(ローン控除、給付金(こどもみらい住宅支援事業)、贈与税免除)を利用しないのはもったいない
・将来的に賃貸や売却といったときの資産価値
【2022.5追記】
→更に補助金追加されました!オープンハウスやめてよかった!
他にも、やめた大きな理由として営業などの不信感がありました。
・土地を販売するオープンハウスの営業が強引な上に、買った後のフォローはほぼない。
・上記から引き継いだOHDの営業についても、連絡が遅い、またはこちらから何度も連絡しないと回答がない。
なお、ショールームで対応してくれたOHDの建築士のかたも営業へは不信感がある感じでした。
(こちらから営業へショールームでの面談内容を事前に伝えていたのに、それを建築士さんへ伝えていなかったという営業側のミスがあったため、建築士さんもちょっと怒っていました)
以上が、私がオープンハウスディベロップメントをやめた理由です。
次は住宅会社選定の経緯を書く予定です。