おはようございます。
紫陽花のドライの比較テストの結果です。
※ゴチャゴチャ書いてるので、長いです。
興味のある方だけお先へどうぞ~
4パターンで綺麗にできるのは どれ?
仕上がりに差が出るのか比較してみました。
同じ品種で4本をテスト。
条件は、左から
(1) 何もせずそのまま
(2) 切り口を斜めカット、中のワタを除去
(3) (2)の切り口に焼きミョウバンを刷り込む
(4) (3)に濡れティッシュとアルミホイルを半渇きまで巻く
さてさて・・・結果やいかに。
こちらが結果でございます~
まずは(1) そのまま
色の濃淡は、この紫陽花の表が紫、
裏がグレーっぽい感じに
仕上がるタイプだったようです。
(2) 切り口を斜めカット、中のワタを除去
→ワタを取る事で早く水分が抜け、
キレイなドライになるそうです
色の褪せは特に差異を感じず。
右上に見られる花びらの縮れは
個体差の範囲と思われます。
(全体的に見て、特段この枝だけ縮れが目立つわけではない)
(3) (2)の切り口に焼きミョウバンを刷り込む
→ミョウバンには色止めと発色効果が
期待できるそうです
言われてみれば、若干色残りがきれいかも?
個体差?という程度。
(4) (3)に濡れティッシュとアルミホイルを半渇きまで巻く
→濡れティッシュで巻くことにより、
ミョウバンがより吸収され発色が
良くなるらしいけど?
花びらの紫色の部分だけを比べてみると、
(3)と大差なし。
では、(1)と(4)で異なるのか?というと
見た感じ(あくまで主観的な感じだけど)
「少し(4)の方が濃い部分があった」という感じ。
でも、そんな大きな差は感じられませんでした。
残念ながらパっとみて
明らかな差がでた訳でもなく
「で、結論はどうなの?」なんですが…
やはり成功するかの鍵は、大前提として、
花の水分量が一番重要だと思いました。
色んなブルーのドライの中で、チリチリに
なったやつはやっぱり色が鮮やかな
(=水分量の多い)若い花が多かったです。
で、発色はどうかというと、その品種によるところが大きそう。
というのも、ニュアンスカラーがステキだったニッコーブルーは
ドライにすると、ほとんど青は飛んで
グリーンというかうっす~い緑になりました。→(3)の方法にて乾燥
だけど、先程の青のアジサイの画像のように
はっきり青が残ってる品種もあるのです。
ということで、ミョウバンに関しては
明らかな効果が感じられず。
ただ、今まで数年間のドライを作った経験から
茎を斜めカット&ワタを除去というのは
よさそうな感じがしました!
若い花がチリチリになった以外はほぼ成功。
成功率が高かったということです。
よって【結論】。
今後ワタシがドライにする方法としては
茎を斜め切り&ワタを取るのみ にとどめます。
(濡れティッシュを巻く手間をかけるほどの
劇的な鮮やかな差は感じられなかったから)
あとは、品種によってドライの仕上がりの
差ができるので品種次第・・・かな。
西安はなかなか完璧な形でドライに
なりません。とても難しい。
けれど、今回なんの苦なしに美しく
仕上がった花もあり
品種の差をかなり感じました。
まだ条件としては不完全ですが、
ミョウバンの効果が
はっきり感じられなかったことが残念です。
青花にしか効果ないんかな?
テスト個体がピンクだったのも
いけなかったのかも…
もしまた機会があれば、
青でチャレンジしてみたいです。