最近、良く本を読むようになったんですが
ある本の中に、凄く胸を熱くしてくれるお話を見つけたので紹介したいと思います
「負けるが勝ち!」
ボクシングのエドウィン・バレロ選手は当時、
15戦連続1ラウンドKOの記録を持つ世界記録保持者。
常に、わずか1ラウンドで相手を完膚なきまでに叩き倒す男。
試合開始直後から、激しく突進して相手を倒しに行くスタイルから、
「KO Dina-mite(ダイナマイト)」
と呼ばれていました。
彼はあまりにも強すぎるために、
なんと対戦相手がいなくなってしまったのです。
そこで、対戦者を募集することになりました。
対戦者は、1ラウンド立ってさえいれたら、賞金100万円。
負けても賞金をもらえるという前代未聞の条件です。
それでも、「彼には絶対勝てない」と誰も名乗り出なかったところ、
ひとりの男性が名乗りを挙げました。
阪東ヒーロー選手です。
さて、この試合、どうなったと思いますか?
1ラウンド、3分もしないうちに勝負は決まりました。
なんと、阪東選手は怪物を相手に、
真っ向から立ち向かったのです。
1ラウンド逃げ切りさえすれば、
100万円もらえるという試合なのに、
彼は逃げるどころか、勝ちに行ったのです。
1ラウンド目から全身全霊で立ち向かったのです。
怪物の強打をひたすらあびながらも1歩も引くことなく。
そして、ダウンする時ですら、彼は前に倒れました。
ダウンするとき、彼は“前”に倒れたのです!
この試合のあと、阪東選手のもとには
「感動した!!!」
という手紙が、全国から数千通も届いたそうです。
負けたのに、何千通ものファンレターが届くって、
どういう事でしょうか?
人生は結果ではないのです。
勝ち負けよりも、人に勇気を与えるものは、「生き様」なのです。
つまり、不幸だろうが。困難があろうが、借金があろうが、関係ない。
いま、どう生きるか、そこが勝負。
体は、目も耳も鼻も口もみんな前についています。
体は前を向いて生きたがっているのですから。
みなさんは、このお話を読んで何を感じましたか
僕は今、
胸が熱くてしかたないです
智也