アメリカ・ミシガンでのworkshopには、結構高齢の方たちもいらっしゃいます。
一番の年上はHarrietさんで、80半ば、いや後半?
いつも人の年齢を教えてもらっても、すぐに忘れてしまいます。
自分の年からして、え~っと、今年は、いくつだっけ?という調子。
 
Harrietさんにしても、ずーっと以前からレースの製図、習い続けているわけですが、
やはり、あの年齢でも当然のようにworkshopに参加して描いている姿を見ると、尊敬の念を禁じえません。
 
国民性の違いでしょうか?
教室をしていると、中には、新しいことを学ぶ時に
「私でもできるかしら・・・?」という声をちょくちょく耳にします。
その理由には年齢、器用、不器用さへの心配もあるのでしょうが、
ひとつには、日本人的謙遜の現れがあるのではなかろうかと思います。
ミシガンのworkshopではこういった発言はありえないんじゃないかな。
レッスンを受けたい、という気持ちがあるなら、何をしり込みをする事がある?って言う感じです。
実際には、レッスンの内容が、時には難しいこともあって、出来ないこともあるけれど、
わからないことをジョークにしてみんなで笑い飛ばすようなところがアメリカの人たちにはあるのです。
以前、英会話のアメリカ人先生が、人間として大事なことの上位に
"sense of humor"ってあげてたのがすごく意外だったのだけれど、今は納得できる。
日本人は先生への遠慮もあって、ついついわかってなくてもわかった顔をしてしまうけど、
先生って、わかってないから、もっと教えて、って食いついて来る人のほうが教え甲斐が
あると感じるものではないか、と私は思うのです。
 
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今週から始まる作品展用に額装しました