
ベルギーのブルージュのカントセンターから年4冊発行されているレースの雑誌です。
昨年カントセンターの経営体制が変わり、雑誌の内容も一新されました。
カントセンターの存続を支えるためにも、収入源のひとつであるこの雑誌の購入の呼びかけがあり、
教室でも紹介しました。
カントセンターで学ぶ機会が得られたことには常々感謝しています。
そのカントセンターの存続に対して何か出来ることは?
その呼びかけがあるまで、気がつかなかったことに申し訳ない思いがしました。
私が出来るのは購入希望者を取りまとめることぐらいですが・・・。
教室で紹介すると、結構、購入希望者がありました。
自分で申し込むには、クレジットカードのセキュリティー等不安な面がある人もあったのでしょう。
また、この雑誌の存在自体を知らない人もいたでしょう。
初心者の方からは、「私でも大丈夫でしょうか?」という質問がありましたが、もちろん大丈夫ですよ。
そんな中、意外な反応が・・・。
始めて6ヶ月の方ですが、たまたまサマーコースの話になったところ、
私も行ってみたい!!とのこと。
もともと、一人旅が全然大丈夫、という人で、短期にフランスの某有名料理学校に行こうとしたけれど、
そこは日本人が多くて、日本人だけのクラスに入れられる事もあると聞いて止めたそう(ふ~ん、そうなのね)
1週間のコースだと丁度いいです、と言われるのですが、
家庭があったり、仕事があったりするとそうなんですよね。
私自身は、もっとボビンレースを学びたい!!という悲壮な(?)気持ちが強かったけれど、
この方くらいのスタンスで行くのも私はいいんじゃないかと思います。
何より見ていて嬉しかったのは、来年サマーコースに行きたいっ!と言った時に
目が輝いたこと(うん、私には確かにそう見えた)。
ボビンレースを教えていて、ほんの時たま、そういったことに出くわすことがあります。
目を輝かせて自分のやりたいことを言う人・・・それを見ると出来るだけのことをしてあげたい、と思うのです。