
糸を自由に組み合わせて作るコサージュ。
パターンは簡単なものなのですが、糸の選択で全く違ったイメージになります。
レッスンでも皆さんそれぞれの好みの糸を当日、ドイ手芸店の沢山の素材の中から選んでもらって作ってもらいました。

素材はボビンに巻くことの出来るものなら何でもOKです。
メンバーの皆さんが作ってこられたものを見るとそれぞれの好みが反映されていて面白いです。
自分のイメージどおりに作るのは、なかなか難しくて、それぞれ苦労された様子。
その過程も楽しんでつくってもらえたら、と思います。

これは冬の夜をイメージして作りました。
モヘアの糸に細いラメの糸やブークレ糸を絡めて2本どりで重ねたり、
とボビンに巻く糸を自分で新たにつくることも出来るし、
途中で糸を徐々に変えて織っていくことで、グラデーションを出していくこともボビンレースだからこそ可能。
手持ちの糸の中からそのときのイメージで即興的に組み合わせて作っていくので、
ここにこんな糸が欲しい、というときに手元にないと気分がそがれるので、
最初の素材集めが、私にとっては一番大切。普段から使えそうな素材は集めています。
今まで何年も眠っていた糸が、このコサージュでようやく日の目を見た、という感じ。
ボビンレースをやっていて、何が一番、高価か?というと、費やした自分の時間と労力。
それを思うと、使う素材は厳選したい、というのが私の持論です。
教室の終わった後、ドイさんの売り場をうろついて使えそうな素材を探すのも楽しい。
いろいろな糸の収まっている引き出しをあちこちあけてのぞいていると時間がたつのもあっという間。
素材の品揃えの豊富さには感心します。
中央に置いた黒の大ぶりのスワロフスキー、ドイさんで半額で見つけられたのはラッキー!!