先日、あいにくの雨模様でしたが、共同制作作品の仕上げ作業を行いました。
 
メンバーそれぞれがデザインしたトーション、その間を一段色を抑えた糸でつないでいきました。
トーションって単純で幾何学模様のレースですが、出来上がりは人それぞれ、モザイクのようです。
今年は夏の作品展なので、土台の布地は生成りの麻を選びました。
しっかりした厚手の麻を選んだので、仕立てるのが大変だったと思います。
仕立ててくれたkyokoさん、ありがとう。
 
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場所は、メンバーの一人のログハウス。
朝早くから集まって、チクチク針仕事です。
雨で肌寒かったけれど、新緑を見渡せるテラスのテーブルでのチクチクは、
鳥のさえずりが聞こえたり、カエルの鳴き声がしたり、と気持ちのいいものです。
 
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こんなときに、自宅のお庭のお花をさりげない花束にして持って来てくれる
心遣いに感心しました。
すずらんとエビネ草(?名前教えてもらったのにわすれちゃいました)
いい香りがしてました。
 
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当初12枚の予定が20枚になって、ずいぶん見栄えのする大きさになりました。
その周囲のデザインは私が担当しましたが、
こんなに大きなレースをデザインしたことはなかったので、苦労しました。
でも大きいからこそ、以前からやってみたかった
workshop bobbinの文字を入れることが出来ました。
 
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でもメンバーの作ったレースを1枚1枚見ていると、それぞれの個性、
また、デザインしているときの苦労している様子など思い出されて、
私にとっては本当に大切な共同制作作品になりました。