トーションレースといえば、幾何学模様が多いです。
幾何学的な模様の美しさも私は好きですが、
時には少し違った感じのものを作りたいと思うこともあります。
幾何学的な模様の美しさも私は好きですが、
時には少し違った感じのものを作りたいと思うこともあります。

私の場合は
1)まず一番単純なトーショングラウンドに自分のつくりたい模様をまず描いてみます。
今回はシンプルな花模様にしました。
単純なトーショングラウンドに描くのは模様への糸の出入りがわかりやすいから。
この段階で最初の試作
2)次にバックのグラウンドを変化させます。
よくあるスパイダーを少し変形させてバックグラウンドにしました。
よくあるスパイダーを少し変形させてバックグラウンドにしました。
3)さらに縁のデザインに変化をつけてみます。
この段階で3番目の試作
この段階で2番目の試作
4)テープ状の試作を元にコーナーを考えます。この段階で3番目の試作
試作は何段階かに分けて必ずするようにしています。
試作してみてわかることもいろいろあって、さらに検討します。
これでOKとなればテクニカルドローイングをきちんと描いて
後は実作です。
試作してみてわかることもいろいろあって、さらに検討します。
これでOKとなればテクニカルドローイングをきちんと描いて
後は実作です。

実際に織る時間がなかなかないので、この2作はメンバーのJunkoさんに
織ってもらいました。
ペア数が結構多いので大変だったと思います。ありがとう。
織ってもらいました。
ペア数が結構多いので大変だったと思います。ありがとう。
円形のほうは実はもとは8角形だったのです。
内側のラインを円に直しました。
これは別のメンバーが自分のトーションレースを8角形のコーナーに
直しているのがヒントになりました。
これまで、45度の角度でコーナーは作っていたけれど、
その半分の22,5度でコーナーを作る発想はありませんでした。
自分にはない発想を得られるのは皆でいろいろ試してみているおかげです。
教えることによって教えられることもしばしば、そういうものなのですね。
内側のラインを円に直しました。
これは別のメンバーが自分のトーションレースを8角形のコーナーに
直しているのがヒントになりました。
これまで、45度の角度でコーナーは作っていたけれど、
その半分の22,5度でコーナーを作る発想はありませんでした。
自分にはない発想を得られるのは皆でいろいろ試してみているおかげです。
教えることによって教えられることもしばしば、そういうものなのですね。