
確か3作目だったと思います。
先日額装しようと思って今まで作ったレースを手当たり次第紙バサミに入れていたのですが、
その中を見たある方が自分でも作ってみたいと言ってくださって、びっくりしてしまいました。
このテディ・ベア(のつもり笑)がこの紙バサミの中に入っていたのも偶然だったし。
私自身その存在を忘れてしまっていました。
自分でレースを描き始めたばかりの頃。
自分だけのものがつくれるということがうれしくて、
また、自分が鉛筆でひいた線が糸に置換わってレースになるということ自体が面白かった。
そうやって作ってみたものを、いつか誰かが私もつくってみたい、
と言ってくれることがあるなんて当時想像もしていませんでした。
あの頃は糸も切りっぱなしでしか出来なかったけれど、
今なら、もう少し見栄えをよくして周りに枠をつけてあげることも出来る。
私も作ってみたい、という一言で、このテディは生き返ったようなもの。ありがとう。