
以前刺しておいたCanvus Workの針刺し、ようやく仕立ててみました。
と言ってもこれで完成ではないのです。
本のとおりなら、これに刺しゅうしたのと同じ糸を束ねたコードで周囲を飾り、
四隅に同じ糸で作った小さなタッセルを付けてようやく完成なのです。
何もここまでしなくても、私的にはこれで十分にも思うのですが、
比べると手をかけた物のほうがやはりいいと思える。

これらの本はフランスのアンティークの手芸用品が一杯載っている本。
見ていると本当に手の込んだものばかり。
当時はミシンも使わずきっと手で一針一針縫っていたのだろうな、と思う。
こういったものに手間をかける情熱には感心します。
でもいつも使うこういった小さなものだからこそ、
愛着を感じて自分の思うようにかわいらしく素敵に凝る気持ちもわかる気もします。
だから私もうんと凝って作ってみようかと思う。
ササッと簡単に気軽に作れるものもいいけれどね。