ブルージュは小さな町。出来れば自転車を借りて走り回ってみるのが面白いと思います。
その他の足はもちろん、バス。

アンヌ・マリー先生の所に通うのもバスです。
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これはバスの切符。
今年はバスでちょっとしたいろいろなことがありました。
イースター期間中で月曜までが休日だったのです。
それはB&Bの人から聞いていたのですが、ピンと来なくて月曜いつもと同じようにバスの時間に早めにでたつもりが・・・。
大きな通りに出るとなんと車が全然走ってない!!
やっば~!?と思いながら停留所に行くと、休日運転でいつもは20分おきに来るバスが1時間に1本になってる!!
しかもバスは出たばかり。もちろん閑散とした通りにはタクシーなんて走ってない。
大慌てでB&Bにとって返し、タクシーを呼んでもらったんだけどそれがなかなか来ない。
電話を借りて先生のところには電話をしたのですが・・・初日から失敗。(ふ~っ)

次の日からはいつもどおりバスに乗って通います。
それが、バスに乗ると運転手からこのバスは駅には行かないけどいいのか?ってきかれる。
それが毎回なの。一度は"Are you sure?"って疑わしそうな目で念押しされてしまった。
今までこれほどしつこく聞かれることはなかったのですが・・・。なんでだろ???

確かに先生の家に行く方向は駅とは反対で、乗客も少ないのです。
途中からは大抵乗客は私一人に。
ある運転手さんは朝ごはんか?サンドイッチと飲み物を飲みながら運転してる。
これっていいのかな~?って思ってたんだけど、それがある日のこと・・・

乗客はみんな降りてしまって私一人。
なんとバスが停留所でもないところに停まるのです。
それはおいしそうな雰囲気のパン屋さんの前。
運転手はすぐに戻るからって行って降りていく。
えっ?どういうこと?まさか・・・?
戻ってきた運転手の手には朝ごはんなのか、それともお昼ゴハンなのかおいしそうなパンが・・・
これってブルージュでは当たり前のことなのか??
その日、先生にまずレッスンの前に訊いてみる。
先生は大笑い。やっぱりこれはブルージュでも呆れたことだったらしい。
普通だったらすぐに会社に苦情の連絡が行くだろうって。
東洋人のわけがわからなさそうな奴が一人だし、クレームなんかつけないだろうって思われたんだろうな。