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手芸の本    大橋 利枝子

この方の『週末の針仕事』という本を以前読んだことがあるんですが、わっ、いいな~と思うところと、微妙に違うな~と思うところとあったのです。でもそれでいいんだと、自分が思う「好き」と「かわいい」にこだわればいいんだとこの本を見て思いました。この本には少し作り方なんかも載ってるけれど、本当の中身は自分の好きにこだわって物を作るためのヒント。読んでて、「うん、うんやっぱりね」、「そうそう、おんなじ」と納得したり、うれしくなったり。
まず大事なのは素材、材料だというところは激しく納得。やっぱりそこで妥協したらダメだよね。
あと、単純な繰り返し動作って、心が静かになって、そのあとなんだかスッキリすることがよくあるんだけど、それって、「アドレナリンの分泌が抑制されて、リラックス効果があるのだそう」と読んでそうだったんだ、とこれにも納得しました。
キットや本のとおりに作るのに物足りなさを感じたら、この本を読んでみるといいかも知れない。
でも、この中で、「とりあえず買っておこうと選んだものは結局使わないことが多い」という記述にはショ~ック!!おっしゃるとおりでございます。