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試作したレース、途中で飽きてしまった(これって私だけかも?)作りかけのレース、失敗作etc.そんなものだって、ボビンレースとなると、それなりに時間がかかっていてとても惜しくて捨てられません。ボビンレースをしてる人なら、捨てられないけど、使い道のないレースの切れ端がきっと溜まってるはず。何とかそれを有効利用できないかしら、と考えています。
この場合の課題はいかにきれっぱしのレースの糸の端を隠すか、と言うこと。小さな額に入れたり、よくベルギーのおみやげ物として売っているように、はめ込み式のブローチの中に入れたり・・・してももちろんいいけど、さらに手っ取り早くとなると、カードや、しおりがいいと思う。今はいろんな色、質感の紙が手軽に手に入るので、窓を開けてそこにレースをはさみこんで両面テープで始末すればラクラク出来がり。なおかつ、色の選択、組み合わせで、個性やセンスを発揮することも出来るし。
以前作ったクリスマスカードはもともと写真をはめ込めるように窓が切られていたのでそこにクリスマスカラーの紙をバックに敷いてレースを挟みこんだだけ。
それだけだと物足りないと言うことであれば、絵やイラストなんかと組み合わせてもいいと思うけど、これは絵心がないと難しい。なので簡単に出来る刺繍のクロスステッチと組み合わせたのだけど、布となると今度は布端の始末が大変。そこで利用したのが接着芯。
接着芯って優れもの。厚さだって色だっていろいろ揃ってるし、アイロンで簡単に引っ付くし、貼ってしまえば布端の始末なんて考えなくても紙同様に切りっぱなしで扱えるので楽です。先日のしおりは両面接着芯を利用して、片面は麻の刺繍布、もう一方は紙を張ってます。力作に見えたのなら、思わぬうれしさ。ただ、接着芯を張ると布としてのしなやかさはなくなるので、用途に応じて使わないといけないかな、と思います。
カードに使ったレースは昔のKANTに載っていたアンヌマリー先生デザインのものです。