「ヒストリアン」これは質・量ともに感心しました。「ダヴィンチ・コード」より私は面白かった。そういえば、「ダヴィンチ・コード」も2年前のベルギー行きのときに持っていった本でした。旅先で読む本はいつもに比べてじっくり一語一語丁寧に読みます、旅行中は読み終わってもすぐに次の本が手に入らないから。
この本の中の重要な舞台は実は図書館ではないかと思う。登場人物(歴史学者=ヒストリアン)たちはさまざまな図書館で、古い文献や記録を調べる。断片的なそれらの資料の中から仮説を組み立ててはそれらを立証するために更なる文献を調べていく。その作業はとても魅力的に思える。その作業の一端を手伝うのが図書館員(日本で言う図書館司書なのかな)。図書館司書ってどんなことする人なのかよく知らなかったけど、本来こういう仕事をする人たちなのかも、といつも行く図書館のお姉さんを見る目が少し変わったのでした。
この本の中の重要な舞台は実は図書館ではないかと思う。登場人物(歴史学者=ヒストリアン)たちはさまざまな図書館で、古い文献や記録を調べる。断片的なそれらの資料の中から仮説を組み立ててはそれらを立証するために更なる文献を調べていく。その作業はとても魅力的に思える。その作業の一端を手伝うのが図書館員(日本で言う図書館司書なのかな)。図書館司書ってどんなことする人なのかよく知らなかったけど、本来こういう仕事をする人たちなのかも、といつも行く図書館のお姉さんを見る目が少し変わったのでした。