
アンティークのレースを見るのは大好き。中でも印象に残ったのは、ニードルポイントレースの扇の逸品。扇の骨の部分の細工も凝っていて、きっとそれなりの貴婦人の持ち物だったのだろうな、と思いました。
で、刺激を受けて敬遠気味だったデュシェスレースをはじめてみました。デュシェスはデザインを描くのは連続糸と違って気軽です。だって輪郭の線だけ描けばいいのですから。でもここからが大変。線で描いたものをいかに糸で織っていくか・・・。クッサンの上で織ってはほどき、の繰り返し。例えば花びら1つに何ペア入れるのかさえ、実際に織ってみて、増やしたり減らしたりなんですから。
刺繍家のkonomiさんのサイト「刺繍マガジン」の3月号に簡単なレースの文章を載せています。また、konomiさんに誘っていただいて、4月に展示会をすることになりました。konomiさんと他に刺繍で絵本を作ってらっしゃる方とバッグを作っていらっしゃる方と一緒です。他の分野の方と一緒に出来るということがなんとも楽しみです。詳しくは以下のアドレスから。
http://www15.plala.or.jp/konokono/index.html