「リメイクニット」
この本、おもしろーい。と言うのも、セーターやカーディガンなど古くなって着なくなったニットをジャブジャブ洗ってギュ~ッと縮めてわざとフェルト化して、それをはさみでジョキジョキ切ってバッグやスリッパなんかの小物を作ると言うもの。編みこみのフェアアイルニットってフェルト状になってるのがすごくカワイイ。縮めたニットと布の組み合わせるのも面白そう。バッグのような大物は無理でも小さな袋物なら試してみたいな・・・と思わせられる。

「ブックカバーの本」
私は、ブックカバーしない派です。本を買ってもカバー掛けないように頼むんです。すると店員さんはなぜか「ありがとうございます」って言ってビニール袋に入れるんだよね。省資源っていう意味でのありがとうなら、袋に入れなくてもいいようなものだけれど、その際、お金を払ったものかどうかの区別が難しいのかな?私は読んでる間、帯やカバーはジャマだから取るんだけど、その点、図書館の本はカバーちゃんと粘着シートかぶせてあるから読みやすいです。あれって、図書館の職員の人がイチイチ、帯は切って中に貼って、粘着カバーかけてるのかしら?ま、そんなことはどうでもいいんだけれど。
私にはカバーは必要ないけれど、カバーと対になってるしおりはなかなかいいアイディアがありました。

この2冊ともなんだけれど、テーマがあって、それにそって、幾人かの人たちが作品を作ってるんです。作者が一人じゃない、こういう手作り本最近多くなってきてるように思います。これって、センスっていうか才能ある人っていうのが一目瞭然。そこに歴然とした差があると見てる私もなんだか辛いけど、そういうのって作ってる本人がいちばんよくわかるものなんだろうな~、辛いッすね~。