八釜の甌穴群を見に行った | 山派の手帖

山派の手帖

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だいぶん嫁はんの機嫌も悪くなってきましたので・・・今日は歩くの日。

中高年の休日は、山を歩くに限ります。

今日は表題にありますが、八釜の甌穴群を見に行くことに。

これ、入り口は四国カルストに行く途中にあり、多分皆さんも目にしていると思います。





歴史ある景勝地?なので、昔からあります。ワシがガキん時、そりゃぁもうこのカルスト行く道が今の1/2ぐらいの激細だった頃からね。

こんな立派な看板は無かったがー

しかし昔からどんなどこなのか気になっていたんです。

しかし、かなり歩かないかんように看板に書いてあるので躊躇してましたが、最近元気あるので行ってみることに。





一応観光向けの道なんだけど・・・狭いなおい!





所々手すりもあるけれど・・・





いやしかし、すげぇ良いなこの道すがらの景観は。






所々に水場もあってね





四国の観光地特有ではあるけど、壮大ではないが直ぐ手が届くそこに手つかずの自然が横たわっている・・・みたいなね。






水が綺麗だ。当たり前のように綺麗だというこの環境。

まぁまぁの急坂を下って行くと、パッと開けた。





道中が鬱蒼としているので、ギャップもたまらん。





いや、これはなかなか凄いなと中高年二人はキャッキャしてしまった。





巨岩石も素晴らしい迫力だ。





若干淀んでいるのかと見えましたが、どうもかなり深いようです。






何かはよくわからんけど、魚も結構見えた。まぁまぁ離れてるけどはっきり見えたからデカイんではないだろうか。






道中の岩盤の模様もなんだか印象的でした。波打ったようなね。





道はずっとこんな感じなので、運動靴で行きましょう。途中苔も凄いので。

30分ぐらいかな?下りたどり着いた。





国指定の特別天然記念物なんだそうだ。






なかなかの築年数を感じさせる橋から見る。






穴がボコボコ開いているのがそれらしい。





水量も多いので気持ちいいですね。





自然の造形美だ正に。





途方も無い年月を掛けて造られていったわけよ。





暑いから飛び込んで泳ぎたいか?いやー怖くて無理無理。





そこからちょっと登ったところ。この辺りから何段かに分けて流れ込んでいるようです。





なんつうか、とても涼しかった。

よく言う自然のクーラーしかも強って感じだったですね。





帰りの道すがらも綺麗でしたね。

しかし、かなりの急勾配を下ってきたので、当たり前に帰りは辛かった・・・笑





いつもはまぁまぁイキって全然大丈夫とかいう嫁はんもへばっていた。

ワシは意外と?元気でした笑 クルマも運転するのワシなんだから、元気なけりゃだめだよね。

やる気・元気・miya気!ということです。


時間はまだ早かったのでそのままもう一箇所。






遅越の滝へ。ここも久万高原町。

割とよく通りかかってはいたものの、長いこと歩くのはイヤだな~なんて行ったことがなかった。

が、どうも駐車場から近いらしい。

数分歩いたら直ぐ着いた。






これもなかなか立派だったな。





水量も十分でしたね。

CRFで水遊びするとこの割と近くなのですが、この周辺の山は水気が多いのかもしれませんね。






弁当持ってピクニックも良いんじゃないかー?


さてこんな素晴らしい場所ですが、本日道中歩いて出会った人間はゼロ・・・笑

やはり久万高原町はいろいろな条件も勘案して、ラスト・リゾートと言えるでしょう。

こんないいところ、みんなに来て欲しいなぁー

とは全く思いません。

最近の四国カルストとか天空林道とか見てるとそう思う。

素敵な場所とかをさ、意地悪で場所教えないとかじゃないんだよね。

おかしな観光地になって自己顕示欲の強い妙なツアーガイドみたいなのに出張って欲しくないからだって気持ち、分かります。

このままで良いんです。愛する人だけ来れば良いでしょう。変なバエとかも要らんしね。

あぁ移住したい・・・笑