VSCキャンセラー(VSCC) for スズキ スイフトスポーツ(ZC33S) | 山派の手帖

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ZC33S+CRF450L

先日、表題のブツを導入しました。




VSCキャンセラー(VSCC) という物です。

VSCとは・・・

Vehicle Stability Controlの略称で、車がカーブを走行したり、急ハンドルを切ったりする際に発生する横滑りを抑え、車の安定をコントロールする機能があります。

ここ最近の車には大体装着されてるんでしたかね?義務化されたんだっけか。

スズキの場合はESPという名称です。

安全走行を補助するもの・・・ということで、

いわばスズキのオカンが息子のスイフトくんが安全に生きていくように、おせっかいを焼いているというところです。

真っ直ぐ走れよー滑るなよーとか色々。

しかし、ある程度を超えた走り方をしようとすると、これが余計なお世話・おせっかいになるわけです。





ヘリカルを入れるまでは気にならなかったんですよ。

しかしこれを入れてから妙なアンダーを出すことがあった。

せっかく曲がるようにはなったのですが、その分踏みたい所でスロットルが抑制されていたり、ハンドルが重くなる制御が入ったり等々。

先日交換した日は日も暮れてたので程々に。





しかし明らかな違いが既に出た。



ということで本日本格的走行。





停車時に、このボタン一押しで切入が可能。

ABS以外の電子制御がこれで完全に切れます。


何時もの場所を走りましたが、いやこれは凄い。全然違う!






前述したような妙な挙動が消失し、メチャクチャ良い曲がり方をするように。

おー凄い!こんな良いハンドリングだったのか!となりましたね。

ヘリカルの良さが全面に出るようになりましたよ。





どうも姿勢を安定させるために、リアブレーキが軽く当たるような制御も入っているらしく、それが切れた影響もあってか、車体全体が軽くなったような錯覚を受けました。

スズキのオカンはかなりのおせっかいテクニシャンで笑、ごく自然に制御介入している。ブレーキ・スロットル・ハンドルetc・・・あらゆる場面でね。それが制御切るとスゲェよく分かる。

昭和のオッサンにはオカンのおせっかいは必要なし笑

そもそもちょっと前まで車にそんなもん付いてなかったわけでね。

ということで切りっぱなしです。

オープンデフならそんなに必要性は感じませんが、何らかのデフを入れる場合はこれは必須でしょう。

更に楽しい車になってしまった。