セロー、久万高原町にて死ぬる | 山派の手帖

山派の手帖

ZC33S+CRF450L

久しぶりにむぎこさんから連絡とお誘い頂きー

晩秋の久万高原町を楽しもうかとしていました。

天気の良さも確約されていましたので、楽しい日になるだろうと朝は思っていました。

朝は。




この時は。

これまた久しぶりの方向へ進みます。





先ずは駐車場もない小渓谷へ。





こういう全然有名ではない渓谷って結構点在しています。

地図上には名前があるけど、全然誰も行かねーみたいな。

ここは国道沿いにあるのですぐ分かるところですが、皆通り過ぎていく。





雰囲気は良いですよ。





ここでご飯食べたりも良いです。

今日はまだ出始めの時間でしたので、先へ行きます。

そしていきなり道を間違える。

予想はしていたが・・・相当長いこと来てないので全然忘れてた笑





一応入り口にたどり着いた。

一応ってなんやねんってはなしですが・・・分岐があったよねぐらいしか覚えてない始末。





いきなりなんでも無いところでいい雰囲気です。

お、もう散りきったと思ってたけどイケるかも~となった。

先に行って走行写真でもと思い、先行する。

と、とある下りに差し掛かるカーブで異変は起こった。

ぶぶぶぷすん

え?

直前にエンジン警告灯が点いてギョッとなった直後です。

下りだったのでそのまま転がして、キーをオフオン

電装系が全然反応ない!

とりあえず転がして停めてみてみるかとなる。





先ずはヒューズを見てみる。問題ない。

キルスイッチカチコチやってみる。反応なし。

ワイヤを手でたぐったり、見える範囲のカプラを見ても断線や抜けはない。

おぉ・・・これはマズイことになった。しかもまだ林道途中笑

ここはせんせいにヘルプだ!ということで、サキヤマさんに電話掛けてみる。

聞いた限りではバッテリーが死んでそう。とりあえず何とかアスファルトまで降りてくださいとなる。

幸いにして林道下りだったので、そのまま転がす。

あぁそうだ。押しがけしてみよ!

ブルルン!と掛かった!やったぜ!

と思ったら数秒でまたストール。

これを繰り返す。

何とか下山できてアスファルトまで出てこれました。

アスファルトに降りてからが大変。

天気が良すぎて暑いので、日陰まで行こうと思ったがなかなか無い。

足で漕ぎ、たまに押しがけしたり

で、押しがけ時に足を引っ掛けて転倒したり・・・笑

もう体力が尽き果てた。本当に参った。





途中の広場で休憩していただきました。

ここ来るまでも、この先も、

道すがらで見かけた方々に声をかけていただいて。

ありがたいことです。しかしちょっとこの状況では無駄に時間を頂くことになるので丁重にお断りしつつ。

久万高原町の人って優しいなーと改めて思った。

さすが第二の故郷である。


この場所で休憩してても日が上がってきて暑くなってきた。

しかしインジェクションのコイツの押しがけは相当な勢いがいる。

と、そういえば前にロープ的なもん積んでたよなと思い出し、ゴソゴソしたらありました。

破壊女王に牽引をお願いすることに・・・笑







後で破壊女王と、「写真撮って貰ったらよかったなー」って言ってたら、先生動画を撮ってくれてました。さすが!

この動画で見ると、なんか犬の散歩してるみたいでメチャクチャかわいい・・・笑

しかし、バイクの牽引なんて初めてやりましたが、メチャクチャ難しい。

いい経験になりました。スゲー大汗かいたけど笑






まさに命をかけた絆・・・

あ、そういやこのセローのバーは有事の際に便利。

前に沼から抜けなくなったときもここ持って引っ張り出したから。よく考えてある。

と、一休みしてますと、





サキヤマ社長来ていただきました!

いやーほんとありがたいです。1時間半ぐらい掛かりますから。

ということで、お二人とはここで投げキッスを送って笑一旦お別れです。

悔しいというか悲しいというか。参りました・・・

まぁしかし、今までこういうトラブルとは無縁でしたからね。

貴重な体験ではありました。

帰り社長と久しぶりに色々とお話しました。

カワサキの方針で、プラザ店以外は大型バイクを扱えなくなっただとか。

前からそうなると聞いてはいたのですが、ひどい話だと思って。

これに関してはまた後日。


一旦帰宅して、車に乗り換えて追走。





サキヤマ社長も女性のオフロードは珍しいねって言ってました。

確かに愛媛だと少ないですよね。

凶暴な二人だと教えておきました。


晩の食事をのっぽさんもご一緒することに。





ここ来たの2回めですけど、どれも美味しい。

久しぶりに色々話も出来ていい夜になりました。


さて改めて。

この度はセローとともにご迷惑をおかけしました!

せっかく予定してもらったのに、申し訳なかったです。

来年はまた復活して是非、よろしくおねがいします!


セローを直すか、はたまた別の・・・

ちょっと色々考えてから、今後の方向を決めようかと思います。