セロー250 ブレーキメンテナンス | 山派の手帖

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ZC33S+CRF450L

先日フツーの日の休み







連休中台風だってんで、隙きを見て散歩。

朝ちょっとばかり遅れて出発したんですよ。

したら、途中で大渋滞。

なんやろか?と思っていると、バイクとクルマの衝突事故でした。

見た感じ、ただ事ではないなと思ったのですが、残念ながらライダーが亡くなる事故だったようです。

もし普通の何時もの時間に出発していたら・・・など、ちょっと考えさせられました。

そこ、前から危ないなって思ってて。

大通りの国道に対して、裏路っぽいところに右折して進入な感じなんですが、信号が短いので、結構無理して曲がって来るんですよ。

乗ってる以上、ゼロリスクはありえません。

究極の安全運転は乗らない事ですからね。

あんまり意識し過ぎもあれだと思います。








さて、大分秋めいてきたなと感じるところ。

早朝は流石にキツイですね。ということで普通の時間帯。

紅葉はまだですが、これからの季節非常に危険なところです。

言っちゃ悪いけど、余所見して走る高齢者が多いのよ。

WRの時にはね殺されそうにもなったことあるしで。

まぁとりあえず、防衛運転は心がけないといけませんね。

全く他人をとやかく言うような上等な走りはしてませんが笑








ビブ元気。シーズン中十分持ちそう。いいタイヤだ。高いけど。

毎日安くなってないかな~と楽天とヤフーを巡回しているw



さて本日はせっかくの休みですがタイフーン。

かねてからやりたかったセローのブレーキメンテナンスを実施いたします。








狭いので09を自転車置き場に追い出してー







ブリーダープラグに秘密兵器をセット。

これ、シャンプーとかのボトルの逆の作用をするものです。

シュポシュポすると、通常出るところから吸い込むのね。

なかなか使えそうだと思い。1000円ちょい。







元のフルードの量など確認し







全量抜き出します。

今回は中のシールを交換したいと思いましてね。









ピストンを摘出。

この前揉み出しした時に、どうせ揉みだすんならピストン外したほうが良くね?と考え。

ただ面倒なことになるので、ちょっと躊躇していたのですがw







ピストンの高さをついでに測っておきます。もみ出しする時の限界がわかりますよねこれで。









ピカールで仕上げます。ちょっとピストンに縦筋の傷があったのが気になったな~見なきゃよかったとか思った笑








シールセット。なんで交換やる気になったかというと、これセットで\291なんですよ。

だーったらやっちまえ!てわけです。

ちなみに、シール類の交換は4年に1回程度でOK(使用状況に依る)。ワシのんちょうど4年目です。







きれいになったらメタルラバーを塗布してシール・ピストンを組み上げます。

組み上げますって押し込むだけ。







ブリードスクリューも交換して後はひたすらエア抜き。

ゴムのキャップ向き間違えたけどもう遅いw

写真なし。苦労したかなり。

というか、一発目上手くいっていたはずなんですが、もうちょっとかな~?なんて色気出したのがミスの元。。

ブレーキのエア抜きで難しいのって、ハイ終わりましたよーみたいなサインが無いところでしょうか。

タッチ、フィーリングですものね。これ経験に依るところが大きいよなって。

リアは足で踏み込むから、いい塩梅がわかりにくかった。

とりあえず盛大にフルードぶちまけたwのでケルヒャーで一旦洗い流し。









先日軽くのっぽ氏に概略は聞いていたのですが、こぼしたら水かけろって話だったので、ケルヒャー準備しておいたんですよ。そういう性質なんですね。ブレーキフルード。


さて、ある程度良い硬さになってきたので、試走後にフロントへ。










大変なんですよ狭い中やるのって・・・








手順はシングルブレーキなのでおんなじですね。







抜き取り。あぁそうだ。

リアの時に、豪快にエア噛ませたのですが、注射器で抜いたら凄くやりやすかったです。

あれしょーもない注射器だと馬鹿にできないな。








フロントは傷も無しでOK。

こうなると、次回はリアのピストンは替えたいところですね。注文しときゃよかったよ。








さて組み込みエア抜き。

注射器で一気に吸ったのですが、あらら!というぐらいに直ぐ出来た!

吸ってキャリパー側から数回抜いたらカチッと来ましたね。









だいぶんフルード余ったので、ついでに09も。

全量抜きじゃなければ、まぁそう難しくは無い。

コツというか、やってはいけないこと・確認を怠ってはいけないことがハッキリわかったようです。

何事も経験ですなぁ。が!


ブレーキは重要保安部品です!重大事故に繋がります!軽い気持ちでやらないようにしましょう!



ワシも十分に構造など下調べしてから謙虚な気持ちで臨みました。

ということで、人気のないところで試走。







問題なし。暫く時間いてからダメ押しでエア抜きしておきました。



今までやったメンテナンスの中で、最も難しいと感じました。

作業がと言うよりは、仕上がりの判断を経験とか感覚?に依るところが大きくて。

こればっかりは積み上げていくしか無いのでしょう。

とりあえずんとこ、まだフルード残っているので、もう一回復習しておこうかなってところです。