セロー250 後ろ脚をリフレッシュ | 山派の手帖

山派の手帖

ZC33S+CRF450L

今日は午前中休みだったので、先日帰ってきたオーリンズを組むことに。









いつ返ってくるのかわからんなーと思いつつ仮組みでした。

ので、さっとバラし







スイングアームも外します。

リアサスだけならスイングアーム外す必要はありませんが、今回はちょっと加工もあるので。







ピボット部分をリフレッシュします。

この黒いブッシュが段々広がりガタが出てくるのです。

とりあえず撤去しましょう。



・・・噂通り外れない!なんだこりゃ。。







叩き割ろうにも妙な柔らかさ、で、固着というよりは癒着というのか?

止む無くドリルでじわじわ内壁を削りなんとか摘出・・・

これが今回最も時間食った。



さて今回は、流行りのチューニング?このブッシュをニードルベアリング化致します。








HK1816LLという型番を使用。先達の知恵をお借りしますw







これをブッシュの代わりに圧入するわけです。

ま、割とすんなり入ったのですが問題が。

とある位置を越えて打ち込むと、ピボットのカラーが通らなくなるのです。

しかも思いっきりハンマーで叩き込まないと通らない状態。これは駄目だ。

なんでかな~?中に行くほどに内径が狭いのだろうか?

一度撃ち抜いてカラーを入れ直すとすんなり入る。


まぁもうええわっと今回は左右ベアリング一個ずつで対応。

走行後の変化に関してはまた観察していきます。









合わせてピボットシャフト・カラーも新品に交換。

この2つで3000円もしないので、距離いってたらスパッと交換するのが良いですね。

カラーは結構凝った加工に見えますが、安い。










雨降るし・・・中断しつつ








その間にコネクティングアームを分解清掃。

カラーは一個だけサビが酷かったので新品に。







てな訳で装着だ。

結局今回もブレーキまで手が回らずで次回持越しと。










当分バラさなくて良いように、念入りにやりました。







完成。購入時からオーリンズのサスは若干車高を上げています。



さて、ここまでやった理由ですが、異音がひどくなっていたからなんですよ。

サスが伸縮する時、特に伸びる時にギィィィーっと言う軋む音。

当初はコネクティングアームかピボットか?と思っていたのですが、

今回の異音はどうも違う。

その異音と同期した動きをしているのはサス本体だなっと見えたのです。

実際ノーマルサスに替えると異音は止まりましたので。

ま、これでオーバーホールする気持ちが固まったって事ですね。


ついでにそう高くもないので、ピボット部分もリフレッシュといきました。


さて跨ってみると~来ましたね。間違いない。

後は走ってどうかですが、この跨った感じで悪いはずがないw



とは言いつつ、ガッと試し走りに行きたいものです!