覚え書き | 山派の手帖

山派の手帖

ZC33S+CRF450L

今日は母の日ですね。ということで午後からは用事となり、午前中に






ちょっとメモ書きと言う感じですが、忘れないうちに先に書いとこうと思い。

めずらしくWR連続登板なんですが、ちょっと詰めたいところがあった。

前回みなさんとご一緒した日なんですが、タイヤのおろしたての日と、もう一つ大きな変更点が。







フロントフォークの突き出し量を、2cmから1cmに減らしました。

もともとは、セッティングを色々WEB上を徘徊していく中でですね、タイヤのサイズを上げたこともあって、旋回性を高めようと限界まで突き出していたものです。

実際これだけ突き出していますと、ものすごい切れ味な訳ですが、反して直線等ではフラつきも顕著に出ていました。

ということで、いきなりタイヤ替え~の、突き出し戻し~ので行ったわけですが。

やはりと言うか、思った以上にハンドリングが変わってしまった!

ということで、寒風山登るコーナーにて、「曲がらね~!」と思わず。







これが分かりやすい図なんですが、トレール量の増減で直進性が上がったり、旋回性が上がったりするわけ。

逆に言うと、真っ直ぐ走らなかったり、曲がらないバイクになったりもするわけです。

WR-Xはそもそもトレール量が少ない。そこを突き出すことで更に減ってる状態だったわけです。

結局1日、今ひとつ合わんなーと思いながらになってしまいました。

特に四国カルストからの下りは、鋭いターンの連続なので、あまりにもチグハグになってペースを落とさざるを得なくなったのよね。皆さんすんませんm(_ _ )m






1cmでここまで変わるか。

ということで、今回はサスセットも一旦リセットでWRルートをこねくり回す。








先ずは最強まで振って、最弱を後からみたいな。

元のセットからするとトレールが増えた状態だと、弱い方に持って行った方が良い感じがします。







WRは軽量でパワーがないおかげか、直ぐに変化が分かります。ちなみに1クリック強弱してもホントに判るぐらいなんですね。






タイヤも前回走行で十分剥き上がりましたので、F/R共に0.2下げて2.1へ。(冷間時)

サキヤマさんに、剥き上がるまでは規定値or高めのほうがエエよと言われたので、(張った状態で剥けってことかな?)前回は規定値よりも高めでした。





倒しこみで端までいってるわけではなく、潰れてってイメージだと思います。

αはそういう意味ではホントよく潰れてるんだと思いますね。






結局前後とも弱めに、フロントは3クリック弱・リアは2クリック弱というところで落ち着きました。

トレールが少ない時は、切れ込みが強いので無意識のうちに強めにしていたのかもしれないですね。

逆にトレールが増えると、曲がるキッカケを作るのには弱めた方が良いのだと考えると、なんとなく腑に落ちました。






後もう一つ、体感でしか無いんですが、どうも重心が若干後ろにいった気がしますね。

今までは勝手に曲がっていたのと、重心が前寄りだったために、自然と後ろに荷重を掛けていたのかも。

なもんだから、突き出しを戻した時に「曲がらない」印象になったように思います。

なので、荷重をやや前に強めに掛けるようにしました。





フロントからきっちり旋回するイメージを描きつつ。

そうすると、あぁこれこれ!という鋭い曲がり方に。

あとやはり、曲がるキッカケって重要ですね。フロントのサスが沈むことでそれが出る。

これはフロントのサスを最強に回して解りました。硬いとフロントに荷重がいかないので、曲がるキッカケが発生せず、めちゃくちゃ怖いバイクになりましたw






次回タイヤ交換は、本来のサイズ110に戻してみようかな?

そしたらまた激変するでしょうね。いやなんとも奥が深いですなぁ。

大きいバイクだと、あんま判らなくって結局力任せに回してしまうというワシでしたが、WRは色々伝わるものがあって、やっぱ面白いですね。

そして気づくのです。悪いのは何時でもバイクやパーツではなく、自分自身であると・・・w