講談社 ゴジラ&東宝特撮OFFCIALMOOK Vol.32では
日本沈没(1973年)を取り上げています。
作家 小松左京氏の同名作品です。
※主演の藤岡弘、さんのインタビュー記事が載っています。
当時は藤岡弘名義※
以前も書きましたが公開時、自分は小学生で学校から帰宅したら父が
「日本沈没を観に行こう」
と言ってきたのですが
「宿題があるから」
と返事して宿題を済ませたら父はもう出かけた後でした。
この間ほんの10分程度。
父は自分が一緒に観に行けなかったのでパンフレットを買っていこうとしたら売り切れていて、上映後に映画館の方が父の顔を覚えていて
「上映している間に入荷する予定でしたが、入ってこなくて申し訳ありませんでした」
と言ってきたと帰宅後に父が話してきました。
※日本沈没は上映時間2時間20分という長さにも関わらず大ヒット映画でロングランを行い当時の邦画作品1位・約880万人の観客動員数でした※
その代わりと言っては語弊がありますが、TVドラマの日本沈没(1974年10月ー1975年3月/TBS)は見ていました。
TV版の主役は村野武範さん。
映画製作時からTV版の日本沈没を放送するのが決まっていて、別スタッフが映画製作と並行して1973年夏ごろから撮影を。
そのような経緯から主要メンバーの田所博士役の小林桂樹さんはTV版に同じ役で出演。
1974年から1975年にかけて放送したTV版の日本沈没を取り上げる書籍・雑誌は少なく、本書はきちんと扱っていて貴重な一冊に値します。
画像はネットから借用しました。