昨朝6時半過ぎ
奈良県・南奈良総合医療センターに救急車が搬送患者を乗せて到着。
救急隊員全員で患者を病院内に運び、戻ってきたら停めていた救急車が消えていました。
病院の前を歩いていた女性から
「明らかに救急隊員でない人が救急車に乗り込み走り去って行った」
と110番通報があり、奈良県警吉野署は緊急配備。
女性は
「後ろを閉めてくれと男性から言われて閉めた」
が明らかに変だと思い110通報したとの事。
病院から約12キロ離れた同県・橿原インターチェンジで警戒中に発見し、運転していた男性を逮捕。
男性は5日から南奈良総合医療センターに両足を骨折し入院中の大阪市淀川区に住んでいる69歳の屋根葺(やねふき)工。
逮捕された男性は警察の調べに対して
「なかなか退院させてくれないので病院から逃げ出したかったので盗みました」
と供述。
男性は追跡を逃れるため救急車のモニターや通信機器を壊した上、ミラーもなくなっていたそうです。
救急車は奈良県広域消防組合所有ので2900万円相当。
同組合は
「代わりの救急車を準備したので、緊急活動に影響はなかった」
と発表。
救急車から離れる場合は鍵を抜く事を義務づけていて今回、鍵を抜いてなかったので指導を徹底すると併せて報告説明を。
両足骨折の具合い度がどれがぐらいか判りませんが、病院から逃げたい一心で痛みがあるかと思われる両足を動かして運転していたのでしょうね。
画像はネットから借用しました。