警視庁に２６８回いたずら電話をかけた男性が偽計業務妨害の疑いで高島平(たかしまだいら)署に逮捕されました。
逮捕された男性は東京・板橋区に住んでいるアルバイト(４７歳)。
今年４月７日～１７日、緊急性のない通報を１１日間に２６８回に渡って警視庁・通信指令本部にかけ業務を妨害。
東京の場合、１１０番に通報すると警視庁・通信指令本部に繋がります。
各警察署には１１０番通報でなく、直接かけないと繋がりません。
１１０番通報→通信指令本部から所轄の警察署に連絡がいって出動となります。
＊ほかの道府県は１１０番通報すると各道府県警察本部の通信指令室に繋がり、通信指令室から所轄の警察署に連絡がいき出動。
所轄の警察には警視庁同様、直にかけないと繋がりません＊
当ブログで先月、いたずら電話を警察に約３ヶ月かけた輩が逮捕された事を書きましたがこの輩は１１０番(警視庁)でなく警察署にかけていました。
今回、逮捕された男性は
「俺は刑務所に行きたい」と１１０番し
「どうしましたか？」と対応した警察官が訊くと黙りこんでしまったり、別の日には支離滅裂な発言や無言電話をかけてきたそうです。
逮捕されて取り調べに対して
「自分の携帯電話からかけた、内容は覚えていない」
と犯行は認めても一部は否認を。
偽計業務妨害罪の場合、３年以下の懲役もしくは５０万円以下の罰金が処せられます。
「家の中にＧが出たから家から追い出してくれ」
「近所の犬に吠えられたから取り締まれ」
と本人的には緊急性の通報を１１０番してくる方がいるとの事。
事件や事故に繋がる案件ではないのですが、このような通報を頻繁にかけるとやはり偽計業務妨害の疑いで逮捕されます。
画像はネットから借用しました。