既にニュースなどでご存知の方がいるかと思いますが一昨日、兵庫県尼崎市教育委員会は市立の小学校1校が今春までの4年間にわたって別の小学校の公印を印刷した卒業証書を渡していたと発表しました。
尼崎市教育委員会によると卒業証書に印刷されている2種類の公印(小学校名)が近隣の別の小学校のになっていたとの事。
間違えた小学校とは一文字違いの校名。
2018年度に卒業証書への公印の押印を手作業から印刷に変更した際に印刷システムの導入研修でサンプルとして使ったのが、近隣の小学校名だったのを失念したか何かでそのまま取り違えてしまった可能性が高かったようです。
公印の印影は篆書体(てんしょたい)で教職員は気がついてなく、今春卒業した児童の中に漢字に詳しい児童がいて小学校に間違いの指摘をして発表に至ったそうです。
市教育委員会は
「ご迷惑をおかけして申し訳ない」
と陳謝。
小学校は4年間の卒業生553人の家庭訪問をし、陳謝して正しい卒業証書と取り替える事に。
自分の友達も小学生の時から漢字に強く、同じような事があれば即指摘していただろうなとこのニュースを知った時に思いました。
篆書体とは下の画像のような形です。
画像はネットから借用しました。