先日、母の四十九日が終わりました。

気持ちを書き残しておきたくて書きます。

私の母は、人一倍感受性が高く、人の些細な事に敏感だったり、自分はこうだ~って強固な信念もあったり、それがプラスにもマイナスにも働いていたような気がします。
一生懸命に生きていました。
不器用な人でもありました。
そして家族を支え続けていたのは母でした。
母が最後まで一生懸命生き抜いた姿を私は見届けました。

母が亡くなってから父の背中が前より小さく感じます。
生きてる時はケンカもたくさんして、平行線をたどることも多かった夫婦だけれど、父が『もっとこれから一緒に色々したかった。どんな形でも生きててほしかった』と涙する姿に私も涙がでました。
人間生きてるからこそ、ケンカもできるし、色々感じれるんです。
亡くなってしまったら、もう言葉も返ってこないし、もちろん姿形もなく、自分の心の中でしか生きていません。
でもしっかり、自分の心の中に母は生きているのです。
でもやっぱり寂しいです。

母が亡くなってから、当たり前の事が当たり前じゃないと感じる事が増えました。
生きてる事の素晴らしさも感じるようになりました。
母が死を通して教えてくれた、たくさんの愛情、生きるということの意味は、一生忘れず自分の心に刻んでおきたいと思います。
そして、自分がこれから自分の人生を歩いていく勇気にしようと思います。

ありがとう、お母さん。