詰将棋(つめしょうぎ)とは、王手をするもしくは王手をし続けることにより
敵玉を詰ますことを目的とした問題のことです。

王手をしていく側のことを攻め方(せめかた)と言い、
相手側のことを玉方(ぎょくかた)、もしくは受け方(うけかた)と言います。

問題は1手詰、3手詰、5手詰~と奇数の手数になります。
1手詰めの問題であれば、最初の王手だけを考えればいいのですが、
3手詰め以上の問題は、攻める手を考えるだけでなく、玉方の応手も考えなければなりません。

ルール
1.攻め方は王手の連続で詰ます。
2.盤上や持駒以外の残りの駒(自玉以外)は、すべて玉方の持駒として使える。
3.攻め方は迂回手順を避け、最短で詰ます。
4.玉方は最長、最善の手順を尽くして逃げる。
5.玉方はムダな合駒をしない。
6.攻め方の持駒はすべて使い切る。
7.その他はすべて指し将棋のルールと同じ。

説明の補足
3.大抵は、○手詰と表記されていますので、その手で詰まします。
5.ムダな合駒とは、合駒をしてもその駒を取ることで詰みになってしまうことです。
6.例えば、3手詰めの問題で持駒が2つあれば、持駒を打つ王手を2回続けて詰みになります。
  詰手順の途中で相手の駒を取った場合は、その駒も使用します。

例題は小説内に載っていますのでそちらを参照してください。

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