みなさんこんばんは。
Kindle出版ライティングコーチのいずみ涼子です。
ブログを引っ越したばかりなので、自己紹介的なことを書かせていただきたいと思います。
わたしはフルタイムの会社員をする傍ら、ゴーストライターをしています
「ゴーストライター」ってすごく聞こえがわるいですよね。
私は著者さんに代わって本を書いているのですが
本って、著者さんが書いているものだと、当然そう思っていますよね。 私もこの仕事を始めるまではそう思っていました。
もちろん、自分で書いている著者さんもいらっしゃいます。でもライターを使っている方もいらっしゃいます。
ただ、ゴーストライターといっても、世間の思っているような「不正感」とは縁遠い世界です。
私が担当するのは、主に新刊のビジネス書なのですが、本の著者となる方は
専門家だったり、業界の第一人者だったり、だいたい何かの分野で成功されていて、いろんなノウハウを持っている方がほとんどです。
そんな方々はお忙しい方がほとんどなので、私のようなライターが取材して、お話を伺い、
著者さんがお伝えしたいと思っていることを原稿化します。
著者さんが意図していないことは一切書きませんので、ただ代理で Word に打っているだけ という感覚です。
本の構成などはこちらで考えますが、本文中のアイデアなどは全て著者 さんから伺ったものです。
こちらから「こういうの入れましょう」的な提案をさせていただくことももちろんありますが
そのことについても、きちんと取材はしますので、著者さんの考えが本に書かれる ことになります。
要するに、効率よく本を出版するための分業という性質をもっていて
出版業界では当たり前に行われていることです。
その証拠に、ライターを使っていることはひた隠しにされているわけでもなく
本の後ろのほうにある、奥付と言われるところには、「編集協力」とかいう形でライターの名前が載 っていたりします。
だから、そんなに後ろめたい存在ではないんです。
そんなわけで、ここでは便宜上「ゴーストライター」と言いましたが、本来は「ブックライター」といいます。
雑誌やWeb やブログなどと違って、文章がとても長いですし
本の構成をきちんと考えて、流れがおかしくならないように書いていくのはなかなかのテクニ ックが必要になります。
なにより、著者さんから直接お話を聞くことができて、質問までし放題という
考えようによってはものすごくありがたいポジションにいるのがブックライターです。
以後お見知りおきください。
というわけで、私の仕事「ブックライター」について書いてみました。
私が携わった本も、もう10冊以上も発売され、書店に並んでいます。
中には何度も重版がかかった売れ筋本もあるんですよ。
著者さんの影響も受け、だいぶ「金持ちマインドセット」されたような気もしています。
あと、お医者さんの本を書いたりして、健康オタクになってきました笑。
昨年より、みなさまに本の書き方を教えて、Kindleで電子出版していただくための講座を準備しておりましたが
いよいよ2021年に、開催できることになりました。
どんな講座なのか、順次ブログに上げていきますのでぜひご覧いただければと思います。
それでは今日はこの辺で。
良い一日を!