ストレスフリーな文章術の極意とは? | ブログ解体“真”書

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ブログを書くことは、あなた自身の情報発信力が問われるものです。
情報発信力があれば、あなたの書く『言葉』に影響力を持ち、それによって人生を豊かにすることができるのです。情報発信力を高めるために、『言葉』の影響力を高めていきましょう!

 

 

 

 

 

 

こんばんは、『言葉』を紡ぐ専門家、

“言霊” ライターkooです。

 

 

 

 

私たちが、ある人の書いた文章を読んで、

その文章に惹きつけられるのには理由があります。

 

 

人を惹きつける文章を書くこと

 

人の感情を動かす文章を書くこと

 

 

 

こういった文章を書ける人は、言語空間を自由自在に扱える

能力を持っています。

 

 

 

 

 

具体的には、これまでのブログでも書いてきたことと

重複するのですが、ギャップ、『差』というものを

うまく使っている、ということが挙げられるでしょう。

 

ギャップや『差』をうまく使うというのは、

情報空間において、過去・現在・未来という

時空間をうまく使って文章を書いているわけです。

 

 

 

過去と現在との比較

 

現在と未来との比較

 

時空間をうまくズラして、対比させることで

時空間の『差分』をつくり出しているのです。

 

 

 

 

人は、ギャップや『差分』に注意や意識が向く特性があります。

 

もちろん、誰もがそうとは限りませんが、

多くの人が『差分』に対して反応する

という特性を持っているのです。

 

 

 

 

 

この時空間を、うまくズラす、ということですが

読み手に、きちんと時空間の移動をさせなければいけません。

 

読み手にストレスを感じさせないくらいに、スムースな移動。

 

これを、いかに読み手に違和感なく、移動させることができるのか、

ということが、文章を書く私たちには求められることでしょう。

 

 

 

 

読み手に違和感を感じさせてしまうと、

文章を読み進めることにストレスを感じさせてしまいます。

 

そうなってしまうと、あなたが書いた文章を

最後まで読んでもらえない。

 

最悪、冒頭の文章を読むことすらなく、

立ち去られてしまうことになるのです。

 

 

 

 

 

 

あなたの書いた文章を最後まで読んでもらうには、

読み手にとって、いかにストレスフリーな

文章を書くことができるのか

という視点を持つことが重要です。

 

その意識を欠かさないこと。

 

それが、とても大事なことなのです。

 

 

 

 

 

 

時空間のズレを使って、『差分』をつくり出す、

という文章術は、読み手に、

次の局面への期待感、興味関心を引き出します。

 

だから、次へ、次へと読み進めてもらうことができるのです。

 

 

 

 

あなた自身も、誰かの文章を読んでいて、読み始めたら

自然と最後まで読み終えてしまった、

という経験があるのではないでしょうか?

 

 

そういった人の書く文章は、自然と次の展開が知りたくて、

読み進んでしまいますよね?

 

 

 

 

特に、文章のリズムが良いとか、テンポが良いとか

そういった文章を書ける人の文章は、ストレスフリーで

読み進めることができます。

 

 

 

リズムが良い

 

テンポが良い

 

という文章術を持っている人は、空間の移動がうまいですね。

言葉とは、『個』と『場』ということを前回のブログで書きました。

 

その『場』というものが、空間にあたります。

 

 

 

 

読み手が、“いま” 読んでいる『場』、『空間』から、

次の局面である『場』、『空間』への移動。

 

何が移動するのかというと、“意識” ですね。

 

 

 

 

 

読み手の “意識” をいかに違和感なく

移動させることができるのか。

 

それが、書き手の文章能力に現れてくるのではないでしょうか。

 

 

 

“いま” 読んでいる文章の『場』や『空間』から、

いかにストレスフリーで次の局面へ意識を

移動させることができるのか。

 

 

 

 

 

よくある話でいうと

 

ストレスを感じる、違和感を感じるときって、

あなた自身が “いま” 読んでいる文章の『場』や『空間』から、

次の局面へとスムースに移動できないときですよね?

 

具体的にいうと、

だいたい書き手の言いたいことや伝えたいこと、想いが

理解できたのに“くどくど” と話が続いていく、

という場合です。

 

 

 

読み手としては、『もう、いいよ』『お腹いっぱい』

ってなってるのにさらに詰め込もうとしてくるパターンです。

 

 

 

読み手としては、『もう、いらねぇよ!』って感じですよね。

 

書き手としては、良かれと思って情報量を、『これでもか!』

ってくらいに書き連ねても、読み手からしたら『もういいよ!』

ってなる。

 

そういう書き手と、読み手との認識の『差』が大きければ大きいほど

読み手にはストレスになります。

 

 

 

 

 

このバランスが難しいですよね?

 

書き手としては、たくさん言いたいことがあるし、

伝えたいことがある。

 

でも、読み手はそうは思っていない。

 

 

 

 

 

そこで、書き手と読み手との認識のバランスを埋めるために

重要となってくるのは

 

・テンポよく読める文章を書く

 

・リズム感の良い文章を書く

 

ということです。

 

 

 

 

あなた自身が書く文章を、あなた自身で読んでみて、

そこに違和感を感じる部分があるならば、それはあなただけではなく

読み手にも違和感を感じさせることになるからです。

 

 

 

 

 

書き過ぎず、足りなさ過ぎず。

 

そのバランスが難しいですが、文章のテンポとリズム、というのは

とても大事な要素になってきます。

 

 

 

書き手としては、たくさん言いたいことや伝えたいことがありますが、

全てを書き切ろうという意識を持って文章を書くのではなく、

書き足りなくても、テンポとリズムさえ良ければ、

あとは、読み手に委ねたら良いのではないでしょうか?

 

 

全てを理解して欲しい、とか

全てを読んで欲しい、とか

 

そういった思いは、書き手の自我でしかありません。

 

 

 

 

テンポよく、リズム感のある文章をもって、

あなた自身の伝えたいこと、言いたいことを表現する。

 

 

そこには、言語空間という情報場、情報空間をうまく使える能力

というものが重要になってきます。

 

 

 

その場に留まらせて、読み手の混乱を生む文章を

書くのではなく、次から次へと、

情報場や情報空間を移動させていくことができる、

導いていくことができる文章術。

 

そういったものを身につけると、読み手にとってストレスフリーな文章になり、

あなた自身の書いた文章を最後まで読んでもらえると思います。

 

 

 

 

 

ただ、リズム良く、テンポ良く、という意識をもって

文章を書くことは重要なのですが、内容が薄っぺらいものであれば

それは読み手の中に何も残らない残念な文章になってしまいます。

 

内容あってこその、リズム感とテンポですからね。

 

 

 

ということで、あなた自身の書く文章においてリズム感やテンポ

というものに意識を向けてみて下さい。

 

今回のブログは、以上になります。

 

 

 

ありがとうございました。