■最短ルートが最短ルートじゃなかった話。

この道を通って
本当にうまくいくのかな？

そんなことが心配で
踏み出すことに躊躇する時は、、、

自分をどんどん許せる生き方レッスン
心理カウンセラー、公認心理師の
古庄由佳です。

私は視覚障害を抱えていて
視野がすっごく狭いのですが、

明るいところなら
焦点さえあえば
割とはっきり
見えているんですよね。

ただ、
暗いところとなると
事情が別でして

焦点があってても
なーんにも
見えなくなっちゃう。

そんな目をしております。

でね。

5月に引っ越しをしてから
閑静な住宅街に

住むようになりました。

静かで落ち着いた環境で
とーってもお気に入りなんですけれどね、

夜道がちょっと暗めなんです。

（真っ暗ではないけど
コンビニとか
ピカピカした目印になるような
建物がほぼない分、
私の目は暗めなのだ）

引っ越した当初は、

最寄駅から自宅まで
歩くのに

日が暮れてからでも
昼間と同じ最短ルートを
通りたかったんですよね。

だって近いから。

だけどさー
何度歩いても
住宅街の途中で
迷子になっちゃう。

んもー！！
悔しーーー！！
絶対最短ルートで
夜も帰れるように
なるんだもーん！！

って最初は
練習していたのですが。

何度目かで
ハタと気づきました。

いやいや。

他の人には
最短ルートでも、

迷ったりする時間を考えたら
私にとっては
全く最短ルートじゃないよね？

もっと言えば、

この道、
昼間の私には
最短ルートでも

夜の私には
最短ルートじゃないわ。

ちょっと遠回りしたら
わりと明るめの道がある。

スムーズに歩けるなら
夜の私には
遠回りするあっちの道のほうが
最短ルートじゃん。

と。

夜の私、
無理させてごめんよーー。

事情が全然違うのに
夜の私に
昼間の私と同じことを
させようとして
ごめんよー。

そんなことを
思ったんですよねえ。

これね、
大事なことだと
思うんです。

昼の私と
夜の私じゃ
事情が全然違うように

あの人とか
その人とかと
あなたも
いろんなものが全然違うのに

誰かが言った
最短ルートでなくちゃ！！

あの人みたいな
最短ルートでなくちゃ！！

と自分を
追い詰めていたり
しませんか？

誰かにとっては
最短ルートだったり
最楽ルートだったり
正解ルートだったり
したとしても

あなたにとっては
そうじゃないってことは
フツーーに
いっぱいありますよね。

そして
それは
通ってみなくちゃ
わからない。

私が
昼間の最短ルートを
夜に何度も通って
迷子になったから
気づけたように

あなたにとっての
最短ルートや
最楽ルートや
正解ルートは

あなたの足で通ってはじめて
見つけられるんじゃないかな

と私は思うのです。

だからね、

この道を通って
本当にうまくいくのかな？

そんなことが心配で
踏み出すことに躊躇する時は、、、

、

、

通ってみなくちゃ
わからない。

私にとっての
うまくいく道を見つけるために
まずは進んでみようー！

たとえこの道で
うまくいかなくても

必ず自分にとっての道を
見つけることができるから。

そんなふうに
思って
進んでみてください♡

今の場所に
立ち止まったままじゃ
見えない景色を
見にいこう。

たとえ遠回りになったって
誰かと比べる必要なんかない。

もっと近道があったんじゃないか？
なんて悔やむ必要もない。

途中で
迷子になったり
少し戻ったり

３歩進んで
4歩下がっているような

そんな気がしてしまう時が
あったとしても

「その道を
通ったからこそ
ここに来られた！」

と

未来のあなたが
今のあなたに
感謝する日が
きっとくる。

だから
あなただけの
道を歩こう。

じぐざぐでも
遠回りでも

全部全部
必要な道。

大丈夫。

きっとそれが
あなただけの幸せへの
最短ルートだから＾＾