■何を「ない」と信じてる？

人生に
行き詰まりや
重苦しさを感じる時に
思い出してほしいこと。

自分をどんどん許せる生き方レッスン
心理カウンセラー、公認心理師の
古庄由佳です。

10月になりましたね。

一昨日は、
対面での
個人カウンセリングday。

お越しくださったみなさま、
立場や状況は
ぜんぜん違うのですけど、

それぞれに
テーブルの上に
ティッシュの山ができるほど
たくさんの涙を流されながら

最後には
とても力強く頼もしい表情で
お帰りになられていく。

そんな姿に

何度も出会わせていただき、

人って美しい存在だなあと
感じずにはいられない
1日でした。

私は、

人生に行き詰まりを感じる
人生を重苦しく感じる

そんな時って

人生から

「何を＜ない＞と
信じているの？」

と
問われている時だと
考えています。

たとえば、

自分には
大切にされる価値が＜ない＞と
信じていると、

大切にされない場所に
居続けてしまうし

大切にされようと
頑張りながらも

まわりにいる人に
自分を大切にしないように
させてしまったりする。

たとえば、

自分は
愛され＜ない＞存在だと信じていると

愛されて安心したいがために
愛される自分になろうと頑張ることで

かえって本来の自分から遠ざかり
あなた本来の魅力を封印して
やっぱり愛されないという現実を
作ってしまったりする。

こんなふうに

今の自分のまわりに
起きている状況を見て

今の自分が使っている言葉を
注意深く観察していくことで

自分が何を＜ない＞と
信じているのかが
見えてくるのです。

じゃあ、
どうして

そもそも
自分にはそれが＜ない＞だなんて
そんなことを信じてしまったのか
というと

それは
「ある」を思い出すため
だと思うんです。

本来は
「ある」。

本当は
そもそも
「持っている」存在だった。

それを
わざわざ
いったん
見えなくしてしまうことで

はっきりと
くっきりと
とても大切なものなんだと
思い出していくことができる。

本当は
何をしてもしなくても
そもそも大切にされている
存在だったんだ。

本当は
そのままで
愛され、許されている
存在だったんだ。

生まれた時から
それをずっと当たり前に
持っていたら、

それが
自分にとって
ものすごく
大切なものなんだって
気づくことすら
できないかもしれないですからね。

だからこそ
私たちは

「ない」と信じてしまった
体験をすることによって

本来は
「ある」んだということを
思い出す。

そんな
旅をしているのかも
しれないなって
思います。

あなたには
魅力も
才能も
豊かさも
やさしさも
愛情も
生きる力も