「で。結局どうしたいってこと？」
「結論から話して」
「質問に答えてないよ？」
そんなふうに言われたことは
ありませんか？
自分をどんどん許せる生き方レッスン
心理カウンセラー、公認心理師の
古庄由佳です。
昨日は
台風のため
楽しみにしていた
お出かけ予定をキャンセルしまして
それはちょっと残念だったのですが
その代わり
「よーし！ダラダラするぞ！」と
積極的にダラダラdayを
過ごしておりました。笑
今週は
土日にしっかりと
仕事の予定が入っているのですが、
積極的ダラダラdayのおかげで
心の充電満タンで
取り組むことができています♪
さて。
本日のテーマは
「話がわかりにくくなっちゃう人の
心の奥にあるもの」
でございます。
この話は、
「あの人の話って
わかりにくいんだよね」
って、困った経験がある方にも
「あなたの話わかりにくいよ」
「もっとわかりやすく話して」
と、言われて悩んだことがある方にも
「どうして私の話は
伝わらないんだろう？」
と、もどかしく感じたことがある方にも
きっと
参考にしていただけるのでは
と思います。
私は
セミナーなどで
心の仕組みなどを説明するお仕事を
しているので
できるだけわかりやすく
話せるように
「この伝え方で、
この順番で、
相手に伝わるだろうか？」
というのは
すごく意識していますし、
文章を書くときにも
わかりやすく、というのは
とても大切にしています。
そして、実際に
「わかりやすかったです」と
言っていただくことも
とても多いのですが、
プライベートでは
気持ちの高まりのままに
ぶわーーーっと話して
「何を言いたいのかわからない人」
になっていることが
よくあると思われます。笑
まあ、
プライベートのおしゃべりの楽しさって
「何話したか忘れたけど
なんか楽しかったな」
でいいと思うので
そこはあまり気にしていないのですが、
（こんな私を許してくれている方々、
ありがとう！）
以前は（結婚当初かな？）
夫によく
「で。結局どうしたいってこと？」
「前置きはいらないから
結論だけ話してよ」
「質問に答えてないよ？」
なんて言われちゃうことが
けっこうありまして。
私の話は
どうしてわかりにくく
なっちゃうのかなあ？
と真剣に考えてみたことが
あるのです。
ビジネス書なんかでも
会話術について書かれた本とか
たくさんありますよね。
「結論から話しましょう」
とか
「順序立てて話しましょう」
とか
よく書いてあって
「そりゃそうだろ」と思うんですけど
「とっさにそれができないから
困ってるんじゃーん！！」
と思っていたんですよね。
でもね。
ある時、
自分が話したことを
思い返していて
「あ」と
気づいたんです。
私の話を
わかりにくくさせているものの
正体に。
それがね
「罪悪感」
でした。
私の心の中に
「私のせいで」
「申し訳ない」
「ごめんなさい」
がある時に
あえて自分で
話をわかりにくくさせていたんだ！
（つまり、
伝えようとしながら
同時に隠そうとも
していたんだ！）
と、気づいたんですよねえ。
（いやー、
衝撃でござった！）
それはね、たとえば
こんな感じです。
夫「ねえねえ、今後の週末、
〇〇に出かけない？」
私「（んー。ちょっとしんどいなあ、、、、
でも出かけたくないって言いにくいなあ）
私さ、昨日と一昨日に〇〇をしてたじゃん？
それって〇〇だからなんだけどね、
それがさー、〇〇まで続きそうなんだよねえ。
それでさー。今日も〇〇しないといけなくてさあ。
体もなんだかだるくなってきてねえ。
うんぬんかんぬん、、、」
夫「で。出かけるの？出かけないの？どっち？」
私「だからー！！無理だって言ってんじゃん！
なんてわかってくれないのっ！！
（逆ギレ）」
あははは。
まあ、ちょっと大げさに
してみましたけど、
こういうことだったと思うんですよね。
つまり
（出かけたくないなあ、、、、）
という気持ちが
あるんだけど
私の中にある
相手の希望を叶えられないこと
＝悪いこと
みたいな
断ることに対する
「罪悪感」から
「自分の本音を
そのまま言ってはいけない」
という無意識の禁止令が発動して
まわりくどい説明を
たくさんしながら
（つまり、無意識に
自分の本音を隠そうとしながら）
「本当は出かけたいけど
仕方なく無理なのよ」
というニュアンスを
「わかってもらおうと」
していたんですよね。
でも
相手としては
「で？結局どうしたいの？」
という結論の部分が
なかなか私から出てこないので
イライラしてくるし
私としても
「こんなにたくさん説明しているの
どうして伝わらないのよっ」
とイライラしてくる。笑
そんなことが
起こっていたんじゃないかな
と思うんです。
ここでもしも
私の中に
「断る」ことに対する
罪悪感がなかったら
「んー。疲れているから
今週末はやめとくー。
また今度にしよ」
とシンプルに答えて
終わっていますよね。
このことから
私は
「ああ。私は、
断っちゃいけない。
相手をがっかりさせちゃいけない。
ってすごく
怖がっているんだなあ」
と気づきましたので
「そのままの自分を
出してもいいんだよ」
と、自分に許可をすることと、
実際に
そのままの自分を出して
ストレートに伝えることを
意識するようにしました。
（もちろん、伝え方には
思いやりを込めますけどね）
その結果、
こうした場合の
夫婦間でのイライラは
かなーり減ったかな
と思っています＾＾
「そのままの自分を
出してはいけない」
という無意識の禁止令は、
●怒られるのが怖い人。
●自分のコンプレックスを
隠したい人（劣等感ですね）。
などの中にも
わりと入り込んでいる
と思います。
で。
そういう場合は、
話し方のテクニックを学んで
会話術を身につけたりしても
おそらくあんまり意味がありません。
表面上は
仕事ができる人っぽい話し方が
身につくかもしれないけど、
結局本当に伝えたいことは
心の禁止令が伝わらないように
してしまうので。
話がわかりにくいと言われて
困っている人や
伝わりにくさに
もどかしさを感じている人は
まず
そのまんまの自分を
出してはいけないと
禁止してしまっていないか？
もし禁止しているとしたら
そこには何があるのか？
という
自分の内側を見てあげて
「そのまんまの私を
出していいんだよ」
と自分に許可を
していくこと。
そこをぜひ
やってみてくださいね。
（逆に
「あの人の話って
わかりにくいんだよね」
って、困っている側の方は
相手が
「そのままの自分を
出しても大丈夫」
と思える安心感ある
関係性作りを意識してみられると
いいかもしれませんね）
あなたのそのままを
出して大丈夫。
この安心感を
心の中に育てていくだけで
隠しながら
出す
という
ややこしいことを
しなくてよくなるので＾＾
きっと
ぐぐぐっと
コミュニケーションが
スムーズになりますよん。
あとね。
自己否定（罪悪感や劣等感など、、、）があると
つい自分を他人よりも
低い位置に置いてしまうクセができてしまう。
それが
被害者のポジションに
つながって
幸せなコミュニケーションを
遠ざけてしまっている
ケースも多いんです。
それについては
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楽しい週末を
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（なぜだか爆笑している
いつぞやの私たち）
おわり
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